2023.1.9 年末年始のブルーリフレクション日記(多分ネタバレなし)

新年もだいたい一週間過ぎたので一旦更新しておこうと。新年あけましておめでとうございます。

動画にしても文章にしてもそうなんですが、僕は目に見える形として残るアウトプットのことを「自分の息の掛かった存在を増殖させる行為」だと思ってる節があります。かつ、それを安心出来る行為だと思ってます。

出来るだけ自分の息の掛かったもので囲まれて暮らしたい。だからあんまり内容の無い記事でも書く訳です。

 

年末年始のお休み期間が今日で完全終了した訳なんですが、ずっとブルーリフレクションのシリーズをやってました。

ブルーリフレクションのコンシューマーゲームは「幻」と呼ばれる一作目と「帝」の名を冠する二作目がある訳なんですが、自分は帝の方からプレイしました。

 

実は去年の1月ぐらいに買ったまま積んでいて、年末年始に時間が出来たからようやく重い腰を上げてプレイした次第なんですが、ドハマリしてしまいましたね。

元々ペルソナシリーズみたいな日常要素と地続きで戦闘要素がある作品が大好きなのはそうだし、百合も比較的好きだし、何よりロケーションが素晴らしくて100点満点といった感じです。

久しぶりにRPGの二周目をプレイする気概がマンマン。DLCも買っちゃいました。

 

帝をプレイしていたのが12/29-1/4の辺りのガチ年末年始期間で、1/7-1/9の成人の日三連休期間はsteamで買った幻をプレイしてました。5年ぐらい前に適当に買ったパッドが使えたおかげでかなり快適にプレイ出来て助かりました。

 

30時間ぐらいで実績全解除してクリアしました。正直ゲームとしてはあんまり評価出来ないなぁ…という感じ。

「ゲームとして良くないけどストーリーはメチャクチャ良い!」みたいな評価をされているらしいですが、個人的にはストーリーもイマイチ。展開がほぼ無いんだよなぁ…

 

ただ仲間と交流した結果が戦闘面にも影響したり、ピアノ調の音楽によって表現されるような透き通った世界観みたいな基本的な土壌は次回作にも継承されてますね。

正直評価が高いゲームでも無ければ売上も凄く奮った訳でも無いと思うんですが、作品の中から光るモノを見つけて上手いこと昇華してくれた人達が居てくれた方々が居てくれたおかげで帝を遊ぶことが出来たと思うと感謝の念を感じざるを得ませんね…

これ両方遊んだ人間だから言えることだと思うんですけど、幻→帝の進化っぷりはあらゆるゲームシリーズの中でも目を見張るものがあると思ってます。ペルソナでいえば4→5ぐらい。開発スタッフの執念。

 

 

で、このブルーリフレクションシリーズなんですが、コンシューマーゲームの「幻」「帝」の他に、既に放送されたアニメ版の「零」と、今冬配信予定のソシャゲ版の「燦」が存在します。

今は零のアニメを一話ずつ見てる途中です。燦は最近始まったばっかりの事前登録を済ませました。なんというかプレイしたタイミングが凄く良かったですね。

 

帝はブルーリフレクションシリーズの総まとめでもあるので過去作要素も多分に出てくる訳なんですが、シリーズの他作品に触れた後だとまた別の見方も出てくるのかなぁと期待に胸を踊らせてます。

一つの作品に触れた後にそのテンションのまま別作品も楽しめるのはシリーズモノの良いところですね。ラブライブシリーズなんかもそうでしたが。

 

そんな訳でブルーリフレクションから始まった一年ですが、今年も頑張って生きようと思います。

宜しくお願いします。

2022年の振り返り雑

流石に何も書かないのもなぁと思ったので。本当に思いついたことをメモがてら書いていくので読む人のことは考えてません。

 

今年はなんか色々触れることをしようとしてた気がしますね。本たくさん買ったりゲームたくさんやったり。

例えば映画は52本見たらしい?来年は75本を目標にしておこうかな。

ここで今年のkaikityou大賞を発表しておけば良いのだと気付いた。

 

映画部門

浅草キッド』『エルム街の悪夢(2010年版)』『スウィングガールズ

アニメ部門

サマータイムレンダ』『凪のあすから』『ラブライブ!スーパースター!!(第二期)』

ゲーム部門(ここだけ接戦すぎてどうしても削れなかった)

『MAD RAT DEAD』『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』『スーパーマリオRPG』『星のカービィ 鏡の大迷宮』『ゼルダの伝説 風のタクトHD』『スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション』

漫画部門(全然読んでなくてこの3つしか候補無かった)

『呪術廻戦』『対ありでした。 ~お嬢様は格闘ゲームなんてしない~』『よふかしのうた』

 

今書いてて「これ今年だと思ったらもう去年だったわ」がかなり多かった。つまり一年があっという間に過ぎたということなんだと思う。

来年はもっと時間の意識をちゃんとさせた方が良さそう。

あと色々見るようにして思ったけど、正直俺こういうスタイル嫌いかも。そこまで好きでもないものに対して好きであるかのように振る舞う場面が多々あったような気がする。

でも一方で色んなものが理解出来るようになっていく感覚は間違いなく楽しい。

 

大阪と函館に行った。

大阪はライブのために友人と行って、函館は家族と行った。

どっちも食べ物が美味しくて良かった。特に函館で食べたラッキーピエロは今年食ったものの中で一番うまいまであるかもしれん。

でも今年のあらゆるイベント含めて一番楽しかったのは大阪行った時。目的にしてたニジガクの4thライブ自体が素晴らしかったのはもちろんだし、大阪に行く途中も東京に帰る道中も全部良い思い出。

旅行先で色んな人と遊んだのも楽しかった。来年もああいうイベントあると良いな。

 

音ゲーたくさんやった。

DDRをだいたい一年でだいたい400クレぐらいやった。それなりにハイペースだと思う。

なんか「何かを上達させるコツ」みたいなことを結構掴めた気はする。回数を熟すことはもちろん必要だし、苦手だと分かってることがあるなら避けない方が絶対に得。

サウンドボルテックスも結構やった。コントローラー買ったりした。ゲームセンターを通じた交流っていうのが楽しいっていう感覚、高校生とかの時にやってた頃よりも今の方が断然ある。

ローアングラーみたいになった写真

 

音MAD。

2つ投稿した。合作1つ出した。

歴代で一番何もしてないと思う。音MADタグの動画を見ること自体がかなり減った。興味がなくなってきてる。10選も出してない。

実のことを言うと昔は音MADに対して自分と相容れない考え方の人をバンバンミュートにしてたりしたんだけど、そういうのも無くなって今年はブロックミュート大解除祭りだった。あだしまにもあったけど、ああいう敵対意識みたいなのってある程度の熱量がないと発生しないんだろうなって。

ただ3月に投稿したチャー研MADは流石によくやったと思ってる。再生数はもちろんとして、内容も当然結構頑張ったので満足度が高い。少なくてもあれでAviUtl使うのやめた訳なので一つの区切りになったのは間違いない。

合作は本当に今年の修造合作で最後にするつもりだったんですけど、来年以降に公開予定で自分がかなり興味が高いやつにいくつか誘われて、何個か関わることになりました。なんならTwitterで「これで最後!」って言った当日に一つ増えた。

あとナードトロニクスで流す用の動画をちょっと手伝ったりとか、アドベントカレンダーを主催したりしました。どっちも大きいことをやった訳ではないんですが、音MADという界隈自体が大きくなってきた影響で予想外に思える程度の反響はあった感触です。

 

あとラジオとかたくさん聞いてた…?金曜日のしじみのイベントに行ったりとかしました。

っていっても今年新しく聴くようになったラジオって伊達ラジぐらいしか無いんですよねぇ。

 

来年はもうちょっと時間の使い方を意識したいですね。具体的には「この日までにこれをやる!」みたいなのをちゃんと予定立てる。先延ばしにするの良くない。

あとルーティンをもうちょっと崩したい。ラジオにしてももっと色々聴くべきじゃないかな。

貯金をもう少し増やしたい。投資信託を始めたい。今大体150万円ぐらいの貯金があるんだけど、200万ぐらいまで増やせないかなぁという感じ。まずは転職をしないといけない。

転職は絶対にする。4月までに転職完了ぐらいのノリにしたい。

 

サブ目標としてボルテの公募に応募することと筋肉をより付けること(ベンチ50キロ安定させるぐらい)っていうのがあるんですが、これは流石にサブ目標。

後者に関しては金がもっと自由に使えれば色々な良策が使える気がする。

 

では来年も宜しくお願いします。

2022.12.15 久々に音MADを聴きながら退勤した

スマホの音楽アプリの中に少し音MADを入れていて、一昨年とかは移動する際には常に音MADを入れていた。

今年に入ってからはその枠はすっかりラジオのアーカイブになってしまった。

 

f:id:kaikityou:20221215172026p:image

こんな感じのセットリストだ。合計90個の音MADが入ってるらしい。ちなみにいくつか自作MADも入ってる。

多分最後に更新したのはこれをよく聴いていた2020年11月頃だと思う。

 

なんでこのプレイリストを再生しなくなったのか。

もちろん前述の通りラジオのアーカイブだったり、色々別の音声コンテンツが競合するようになったというのもあるのだが、それだけではない気がしてる。

大前提としてそもそも音MADに対しての興味が以前よりも無くなってしまったのもある訳だけど。

 

何の気もなく久々にこのプレイリストを聴きながら退勤してみたのだが、15分ぐらい聴いて、今では既にSpotifyでLiella!のDay1を聴き始めてしまった。

もう終わりだぁ!

基本情報技術者試験に合格しました

10月24日に基本情報技術者試験を受けてきました。

今日合格証書が届いて、ようやく合格が確定したといった感じです。

というよりも合格が確信出来た、という感じかも。合格点数に達してるのはWebで確認出来てたけど「これ本当に合格なの?」という感じが強すぎた。これは実際に受けてみると分かると思う。

 

経済産業大臣氏ありがとー!

 

経緯としては、今年の8月ぐらいに仕事がめちゃくちゃ少なくなるタイミングがあり、その空いた分の時間を埋めるために何となく参考書を買ったのがきっかけでした。

ただその時は年内に受験する気はあんまり無くて、勉強を進めてるうちに「これ行けるのでは?」と思って年内受験を決めました。行けました。

9月半ばぐらいまではずっと午前問題の勉強をしていて、それから午後問題の勉強を始めた感じです。

 

ちゃんとした対策とかは他の人の記事を読むほうが良いと思うので僕は自分の日記に特化します。自分はこうしたぞっていう。

 

・時間、費用の投資を惜しまなかった

自分は人より要領が悪い人間なのでコスパ良く合格するみたいな考えは早めに捨てました。

例えば試験前には一週間分の有給を取ったし、参考書も結構買った。合計4冊。

参考書の話をすると、午後問題の対策が難しい理由の一つは「参考問題が少ないこと」だと思う。そうなるとより大事になるのは一つ一つの問題への理解度を高めることになるのだと思う。

なので分野に特化した問題集を買ったりしていたらこうなった。

 

・あらゆる微細なリスクを取り除いた

バカみたいな話だけど「受験勉強の時に影響でそうだから重いものを生活の中で持たない」レベルのことをずっとやってた。

 

・ラムネめっちゃ食った

受験勉強最終局面。2日前らしい。

 

・めっちゃ神頼みした

平安名すみれの生家の神社でお祈りした。

 

 

実は基本情報は五年ぐらい前にノー勉で受けた挙げ句に落ちた過去があるので今回ちゃんとリベンジ出来て良かった。

ここで勉強辞めるのも勿体ない気もするので応用情報の勉強もぼちぼちやってみようと思う。参考書は買った。

これから基本情報受ける人は頑張れ。来年以降は少し楽になるらしいぞ。

秋葉原のうめぇ店(ほぼ昼飯前提)

nerdtronicsで秋葉原に来る人も多いと思うので個人的なオススメ食事処を紹介します。

ここ数年の間に行った記憶のあるお店限定。チェーン店も含む。

隠れた名店みたいな店は多分無くて多分それなりに有名な店ばかりのはず。

 

味以外にも混みやすいかとか値段等も考慮に入ってます。基本的に昼飯前提。

住所とかは自分で調べてください。

 

※僕は基本的に一人行動が大好きなので複数人で行くと事情が変わる店もあるかも

※値段はネットから調べてきたのを紹介してます 変わってたらごめん

パンチョ

アドベントカレンダーのこち横さんの記事でも紹介されてましたね。

とんでもない量のパスタが出てくるお店。小さめのサイズで頼めばちゃんと常識的なサイズで出てくるよ。

少し濃い目の味。無料で使えるトッピングが充実してて色々試す楽しみがある。

二店舗あるけど僕は秋葉原店の方にしか行ったことないです。でもMOGRAに近いのは昭和通り口店かも。

春日亭

みんな大好き。僕は一時期ここの油そばを一週間に七回食べていた時期がある。

オススメは鶏豚油そば(並盛り690円)。欲を言えば焼きチーズトッピング(150円)を付けると更に美味い。

更に欲を言うとそれに卵かけご飯セット(180円)を付けると世界で一番美味しい卵かけご飯になる。

人と会う前なのでニンニクは抜いてもらった方がいいかも?

あまり広くはないので多少並ぶ。複数人で行くともしかしたら一緒に座れないかも?

パンチョと同じく二店舗あります。

牛丼専門サンボ

サンボ (牛丼店) - Wikipedia
(画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%9C_%28%E7%89%9B%E4%B8%BC%E5%BA%97%29)

電気街の中心ぐらいにある老舗の牛丼屋。一度は行ってみて欲しいという枠。

家庭の味に近い牛丼が食べられて、個人的には大手牛丼チェーンより全然好きな味。

昔は店員が客を叱りつけてくるとか言われていたけど、最近はそうでもないっぽい。

ただあんまり騒ぐのは良くないと思います。僕は一人で行ってスマホも弄らなかった。

シュタインズゲートのアニメに出てきたことがある。

ロイヤルホスト

大手チェーン店。喫茶店に近いファミレス。

ちょっと高いけどゆっくり出来ます。いつ行ってもすぐ入れるので割と重宝してます。

秋葉原でゆったりしたソファ席に座れるお店はかなり貴重だと思う。

人とご飯食べるときは大安定だと思ってます。

丸五

ミシュランに掲載されたこともあるとんかつ屋

かなり評価が高いのでいつ行っても並んでます。土日に入るのはキツい気がするなぁ~~~。

オススメは特ロースかつ(2200円)セットメニュー(450円)

お肉の厚みが凄い!でもめちゃくちゃ柔らかくて蕩ける!

調味料は色々試せばいいと思いますが、個人的には塩を推したいです。”塩が美味しい”って感覚をここで初めて知りました。

ゴーゴーカレー

東京の都心でよく見かけるジャンクなカレー屋。少しドロっとしてて味が濃い目。

値段に対して量が多めで嬉しい。秋葉原にいるオタクの主食だと思ってる。

多分大体の人はエコノミークラスで十分だと思います。僕はヘルシークラスでも平気。

味仙

秋葉原じゃなくて神田だけど、食べ終わった後に歩ける距離だと思うので紹介します。

KAMAITACHIの音MADでも有名な台湾ラーメンのお店。

美味しいけど、一番低いレベルでもかなり辛いです。辛いものが得意な人は是非って感じ。

個人的にはイベントが終わった後に行ったほうが良いと思います。日常生活に影響が出る程度には辛い。

ごっつ

背脂たっぷりでごてごてなラーメン屋。

行ったのは去年なのですが、飲んだ後にスープが絡みついてくる感覚が今も思い出されます。

味が濃い目のラーメンが好きな方は是非。

 

音MAD作者の「過去編」を見てみよう その3



この記事は『音MAD Advent Calendar 2022』の参加記事です。

3つの記事に渡って掲載してきたインタビュー企画もラスト!

今回は8人の方のインタビューを開催します!

前2本の記事を見ていない方は先にそちらの記事をご覧頂くことをオススメします!

 

その1その2その3(今ここ)

 

さはら

https://www.nicovideo.jp/user/25683331

やっていた活動

音MAD以外の動画投稿

その活動の説明

人類には早すぎるランキングにランクインすることを狙ってひたすらネタ動画を投稿していました。(現在も有志の方が続けてますが所謂初代にあたるシリーズです)
恥ずかしいから今は殆ど非公開にしています。

その活動が音MADに活きた部分があるか

そのランキングで音MADの存在を知って徐々にそっちにシフトしていったので、きっかけという意味では大いに活きたと思います。

 

主催コメント

高い映像表現力を誇りレスリングMAD中心に活躍するさはらさん!

非公開になってない過去の動画では湯のみシリーズ俺の手など、人早民の片鱗を垣間見ることが出来ます。地層。

人早ランキングには音MADも多くランクインしていたので、音MAD界隈への動線としてはとても自然に思えます。

近年のさはらさんの動画だと『テレキャスターゲイボーイ』(sm38270468)で4って鳴く犬を採用していたことが記憶に新しいのですが、言われてみるとあの素材って人早民がめちゃくちゃ好きそうだなぁって思いました。

るぺあ

https://www.nicovideo.jp/user/79008692

やっていた活動

なし

その活動の説明

音MADが人生で初めて

その活動が音MADに活きた部分があるか

何もなかったので伸びしろしかなかった
型にはまらずあまりない新しい視点を持っていた

 

主催コメント

合作で色々やってるるぺあさんです。昨日の記事の担当者でもあります。

これは"漢"ですね… こういう考え方もあるのかもといった感じです。

アイマス系統の動画ってファンアートに近い側面を持っているものが多数派だと思うのですが、るぺあさんのアイマスMADは比較的人を選ぶようなネタも積極的に取り入れていくような印象があって、そういうところは音MAD生まれの人の得意分野なのかもなぁとちょっと思いました。

こんな人

https://www.nicovideo.jp/user/15195639

やっていた活動

①ニコゲー/②うごメモ

その活動の説明

①プログラム言語を使わずにゲームが作れるサイト、「ニコゲー」を用いたゲーム作成

その活動が音MADに活きた部分があるか

①音声や画像を用いるので、動画素材のダウンロード、音声の切り抜き、画像の透過の仕方が身につきました。
②音MADの映像部分をうごメモで作って投稿をしてましたが、音声はPCで作っていたので音声を作るスキルはそのまま今に活きています。

 

主催コメント

10年ぐらい前からずっとチャー研MAD周辺で活躍し続けているこんな人さんです。全音MAD作者で1、2を争うぐらい好きなハンドルネームだったりします。

ニコゲーという文化を知らなかったのですが、紹介動画を見る感じだとRPGツクールに近い感覚でゲームが作れるサービスらしく、デジタル創作に必要なレイヤーの概念もここで身につけることが出来そうだと感じました。

こんな人さんの音MADは手描きの要素が強めだと思っているのですが、その辺りはうごメモで鍛えられてたりするのかもしれないですね。

ruiji

https://www.nicovideo.jp/user/15195639

やっていた活動

(1)自由帳に(既成)ボードゲーム描いてた (2)ゲームのステージ自作してた (3)フォント描いてた

その活動の説明

当時作ったノートの実物が手元になかったので、再現して描いてます。

 

◆1_ボードゲーム
ヘキサイト
https://hexcite.com/jpn/contents/hexcite.html
小学4年生頃
「ヘキサイト」という対戦型のパズルゲームを方眼罫の自由帳に描いて学校で友達と休み時間に遊んでいました。
初めて遊んだのはゲームボーイ版で、かなりの時間遊んだうえでパズル好きの友達に紹介したくなって自由帳に描いた、という感じです。

 

◆2_ステージ作り
WWA https://www.wwajp.com/
小学5年生頃
パソコンで個人サイトをいろいろ見ている中でWWAにハマり、ステージ作成ツールもあることを知ったので自分で作ろうとしていました。
5作くらいの案をノートに描いていたのですが、どれも中途半端なところで止まり、一つも完成しませんでした。
スプライトは自分で描いていたと思います。
もしかしたらCDにデータを焼いたものが実家にあるかも…。

 

スーパー正男 http://www.t3.rim.or.jp/~naoto/naoto.html
小学5年生頃
こちらもWWA同様に大ハマリしていました。
ステージの作成はテキストファイルに直で打ち込んでいました。(後々作成ツールが作られていてそちらに移行していたかも)
ノートには長めのステージを3つくらい描いて、それとは別に短めのステージをいくつか作っていたと思います。

 

◆3_フォント作り
小学6年生頃
フォント作りといっても、ノートに描くだけでした。
理科のノートに1mm罫のグラフ用のページがあったので、そこに描いていました。
ただ、フォントファイルの作り方が分からなかったので、使える形にはなりませんでした。

当時作ったものが残っていたら見せてください

◆1_ボードゲーム

◆2_ステージ作り

◆3_フォント作り

その活動が音MADに活きた部分があるか

(1)強いて言うならゲーム再現の作風でしょうか…? (2)なさそうですが、当時からものづくりが好きだったことはわかりそうです (3)音MADじゃないですが、ロゴ作成とか最近できてます!

 

主催コメント

nerdtronics2のロゴを担当したruijiさんです。たくさん送ってくれました。

色々出来る方ですが、当時から色々多芸だったようです。

個人的にはボードゲームを自由帳に描いて友達に紹介した」というエピソードが結構肝に見えました。自分の好きなものを手間を掛けて人に紹介するっていう思想は音MADの根底にもあるものだと思います。

創作を行う際にノートや自由帳を有効活用しているのが面白いですね。今でも下書き的にアナログ媒体を使っていたりするのか等気になりました。

関係ないですが、ステージ作成の項で紹介されているサイトがかなりノスタルジーなデザインで懐かしい気持ちになります。

1時

https://www.nicovideo.jp/user/7375756

やっていた活動

オリカビ

その活動の説明

「オリカビ(オリジナルカービィ)でお題」という企画。いろんな人から募集したオリカビをひたすら描いていくという主旨のもので、自分はそのコンプリートを目指していました。

当時作ったものが残っていたら見せてください

その活動が音MADに活きた部分があるか

お題用のお絵描きチャット内で知り合った人の絵柄を意識して、それぞれ異なった描き方をするようにしていました。そのあたりが自分の音MADの映像作業の姿勢に少し関わっているように思います。

 

主催コメント

何かと周囲に影響を与えがちの1時さんです。愛されキャラ。

"オリカビ"というのはカービィを元にした二次創作品群のことを指すようで、ネット上に結構な数が上がっているようです。音MADに負けず劣らずガラパゴスそうですね。

1時さんはTwitterで特定の誰かを題材にしたショート音MADをいくつか上げていますが、その辺りの姿勢も当時からあったように読み取れました。人との交流を創作に落とし込む感じといいますか。創作による交流の方が近い?

mega(目が)

https://www.nicovideo.jp/user/63941082

やっていた活動

うごメモ、イロスマ同人誌製作(動画投稿)、MUGENキャラ製作

その活動の説明

うごメモ
正直創作活動と呼べるか微妙な作品ばかり作ってました。
小学生~中学生にかけて、大体5年ぐらい?

・イロスマ同人誌製作(動画投稿)
メガスマ」という動画を弟と作って投稿してました。
当時の投稿動画群↓
https://youtube.com/playlist?list=PLoQCQWN95cORoU47sE7YjCuRZFI_g_v_6

・MUGENキャラ製作
今もやってますが、触り始めたのは音MAD作り始めるより前でした。
当時作ったキャラの動画↓
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34236017

その活動が音MADに活きた部分があるか

MDMの動画を作るときにうごメモで作った動画を一部取り入れた時がありました。
 [例] 音MDM映像(sm33696568 1:21~)

メガスマ」に関してはまず撮影をするところから始めていたので、そういう点は自作MADでたまにする「自分で撮影した映像を用いる」所に繋がってると言えなくもないかもしれません。ちょっとこじつけっぽいですが。
 [例] 音MDM映像(sm33696568 0:23~,1:24~,2:18音量注意)
   零タイスパーイ(sm33622004)
   Kirumi's Attic(sm37362944) とか

あとまた音MDMなんですけど、Windowsムービーメーカー使ってるパートあるんですけど、メガスマ作ってた時はムービーメーカー使って動画作ってたので思いついてやってみたパートでした。
 [例] 音MDM映像(sm33696568 1:42~)

MUGENキャラ製作は今も続けてる事(なんなら最近になってようやくちゃんとしたものが作れるようになってきた)なので現在進行形な気もしますが、自作MADの映像の一部をMUGENを使って演出するみたいな事はちょっとだけやってたりしててまぁ「活きた」のかなぁ…って思います。
 [例] 音MDM映像(sm33696568 1:18~)
   きゅてすらりん(sm40778570) 辺り

 

主催コメント

止まらない暴走機関車、megaさんです!またもたくさん頂きました!

メガスマの動画を見せて貰ったんですが、もうこの時点でmegaさんの音MADの世界観に相当近いものになってて凄い!!!!!!!!影響受けてるというか表現の場所が変わっただけなんだなって感じで素晴らしい!

今回お話を聞いて考えたんですが、MUGENってそもそも結構ハチャメチャな世界観(?)が界隈として共有されているイメージがあって、うごメモのカオスバトルとかと少し似ているのかもなぁと思いました。

根っこの部分はずっと変わっていなくて、表現する場所や技法を変え続けているのがmegaさんなのだと思いました。同じようなことを二回言いました。

しぐ~

https://www.nicovideo.jp/user/4731301

やっていた活動

TRPG

その活動の説明

MADより後に始めた事かつ現在進行形でやっているのですが関連性があるので。
クトゥルフ神話TRPGを主とした様々なTRPGをプレイしています。

その活動が音MADに活きた部分があるか

ちゃんとしたお話をゲームを通して見てきた・そのお話に介入した経験が、妙なストーリーライン(sm37775016 2:18~、sm35915000 4:12 等)を考える際に役に立っています。
一切整合性のない"妙なもの"も好きですが、個人的にはある程度の整合性があってかつどこかに大きく歪みのあるものがおもしろいと思っています。
整合性をもっていてかつ、(ゲーム的緩急・介入する必要のあるものの明確化のため)大きく歪んでいることの多いTRPGのシナリオは深層の考え方で大いに役立っています。多分。
やはり感性的なものが大きいと思いますので僕はこういう方向に役立てていますが、別にTRPGやっても変なMADは作れないぞ!

 

主催コメント

いたまず、カラオケを始めとして定期的に話題を生む人、しぐ~さんです。iwaraは抜ける!

TRPGはシナリオの作成者が意図した大筋のストーリーはありつつも、その過程はプレイヤー及びGM次第で違う転がり方をするものであると個人的に認識しているのですが、お話を聞いていると実は音MADと少し似ているかもしれないと思いました。

例に挙げられている『ShuzoMAD-birthFes.hot』(sm35915000)の場合だと「病気」という要素と「安否確認」の要素が回収すべきである大筋部分として、それ以外の部分は作者の裁量である程度自由に転がすことが出来る部分という考え方も出来るのかなと。

めがっちP

https://www.nicovideo.jp/user/32781937

やっていた活動

うごくメモ帳 及び うごくメモ帳3D

その活動の説明

模写、トレスによる手描き素材制作や制作した素材による音MADの動画制作。

その活動が音MADに活きた部分があるか

小学生当時、友達の家のPCでyoutubeを開いていてそこで初めて音MADをみました。
そこから自分用のスマホを持つまでは音MADを見る機会というのがなかったので、それまでの記憶の繋ぎになったと思います。

また、うごメモが活きてか自分で描いたイラストを映像に組み込むことに抵抗がないのでこれもかなりスキルになったと思います。

 

主催コメント

ラストはこの方、めがっちPさんです!うごメモ勢!

「記憶の繋ぎ」という考え方がとても面白いです。単純に制作経験自体が後に影響を及ぼすのは想像に難くないのですが、そもそも子供だと視聴環境が限られるという発想は自分にはなかったです。

コロナ禍の影響もあり当時より圧倒的にYoutubeが普及した今では同じ状況が起こりうるのかは少し分かりませんね。小さい頃にピンポイントでうごメモに触れていた狭間の世代と言えるのかも。

おわりに

以上、総勢22名の方々からお話を伺うことが出来ました。

ご回答くださった皆様、ありがとうございました。

 

元々音声や映像的な活動をしていてそれが直接音MAD制作に活きていそうな方も居れば、思想や取り組み方の点で影響を受けていそうな方も居て面白かったです。

今回聞いたお話を意識しながらその人の動画を見ることでこれまでとは違う見方をすることも出来るようになるのかもしれません。

また、今回はいわば「過去の姿」だった訳ですが、逆に音MADから何らかの影響を受けて別の活動をしている「未来の姿」についてのインタビューなんかも面白そうだなと思いました。

音MAD作者の「過去編」を見てみよう その2

 

この記事は『音MAD Advent Calendar 2022』の参加記事です。

その1の続きです!先にその1を見ることをオススメします!

今回の記事では新たに7名の方からお話を伺うことが出来ました!

 

その1その2(今ここ)その3

 

とととと

https://www.nicovideo.jp/user/44355080

やっていた活動

イラスト

その活動の説明

絵を描いてPixivやTwitterニコニコ静画などに投稿していました。デジタル絵やドット絵を主に描いており、200を超えたニコニコ関連のドット絵は今でもたまに音MADで見かけたりします。

当時作ったものが残っていたら見せてください

その活動が音MADに活きた部分があるか

今も絵は続けているので、手描き素材を動画にそれなりに使っています。

 

主催コメント

トップバッターはゲーム素材音MADに定評のあるととととさん!

昔からゲームに関する二次創作活動をやっていたということで、ゲームへの愛を感じるところです。

イラストやドット絵はととととさん自身の音MADやクッキー☆合作メドレー単品でも見ることが出来ますが、回答を見ると多分過去に描いた画像が他の人の動画で使われるみたいなパターンもあるように見えます。そういう関わり方もあるんだなぁ。

人コナーズ

https://www.nicovideo.jp/user/15326247

やっていた活動

DTM、短編小説

その活動の説明

DTM:高校の頃から始めた。最初は打ち込みも音源もフリーソフトを使用。音MAD作者になってからもしばらく続けていた。
・短編小説:高校の頃に仲間内で公開。小説と呼んでいいかわからないレベル。

当時作ったものが残っていたら見せてください

その活動が音MADに活きた部分があるか

DTM耳コピとか
・短編小説:なんも

 

主催コメント

チャー研合作MAD等で強い存在感を放つひ、人コナーズさん…

奇天烈なネタを畳み掛けてくる作風の中に確かな音感を感じていたのですが、その才能はDTMの経験から来ていたのですね…!

個人的に『エ"ェーイプリルフール合作(sm34923608)』とか見ると短編小説みたいなお話を作る才能もあるように感じてしまいます。

owatax

https://www.nicovideo.jp/user/1033213

やっていた活動

下記

その活動の説明

◆個人HP(2001〜2007くらい)
ホームページビルダー(死語)とかで個人サイトを作り、FLASH MAKERやParafla!で作った簡単なFLASHムービーとかを公開してました。
niftyの@homepage、Yahooのジオシティーズサービス終了とともに爆散。

DTM不定期)
一瞬始めては挫折してを繰り返してました。

◆UTAU/本気で歌うゆっくりシリーズ(2010年頃)
実況者のファンコミュニティでUTAU音源が作られ、既存曲を歌わせるムーブメントが起きたのでそれに便乗する形で。
そのまま流れでゆっくりにも歌わせてました。
https://nico.ms/sm10013769

その活動が音MADに活きた部分があるか

◆個人HP
特になし。
強いて言うならParaflaニコ割(死語)で使えるな〜とか思ってたんですが結局やらなかったです。期間が空きすぎて使い方を全部忘れてたので……

DTM, UTAU
言わずもがな音声編集の足がかりになってます。

 

主催コメント

数日後にnerdtronics2に出演するowataxさん。お忙しい中でご回答頂けて感謝です…!

古のオタクスピリッツを感じるワードがたくさん出てきますね… 

全部面白そうなトピックですが個人的には本気で歌うゆっくりシリーズが興味深いです。あれって界隈外音MADの一種だと個人的には思ってるんですが、そこが音MAD界隈への動線になったのでしょうか。

音MADだとあんまり人力をやる人って印象も無いので少し意外ではあります。

微生物

https://www.nicovideo.jp/user/31942706

やっていた活動

うごくメモ帳(DSi3DS)

その活動の説明

パラパラ漫画の要領で絵を描き、インターネットを通じてオンラインで作品を公開する。

その活動が音MADに活きた部分があるか

6年間のうごメモ活動で『デジタルお絵描き』というものが身についたことが、現在のネット上でのイラスト活動に繋がっていると考えています。
その結果、自身でイラストを描き、それを音MAD動画に用いることができているので、うごメモでの活動が音MAD活動に活きていると思っています。

 

主催コメント

例のアレ系音MADで強い支持を集める微生物さんです!巧みな歌詞改変が大好きです。

ついに来ましたね、うごメモ勢!その1で話題に出たバンブラもそうですが、ゲーム機を使って子供時代からデジタルの創作活動に触れることが出来ているのは本当に良いことだと思います。

近年の微生物さんはイラストの方面でも高い人気がありますが、そういう昔からの積み重ねが活きているんだろうなと。

2÷す

https://www.nicovideo.jp/user/21133029

やっていた活動

RPGツクール

その活動の説明

PS1ソフト『RPGツクール3』で作成したゲームをコンテストに応募していた

その活動が音MADに活きた部分があるか

当時ゲーム内BGMもいくつか自作しており、作曲を始めたのもここなので、そういう意味では今たまに投稿する自作曲MADとの繋がりを感じなくもない、という感じです

 

主催コメント

あたまのいい人、2÷すさんです。

自作曲MADの印象が強い方なのでDTM系統の活動をしていたのかと思ったら、かなり意外な答えが返ってきました!

しかし回答の中にもある通りですが、ゲームというのはBGMやグラフィック素材も自作する必要がある総合芸術で、言ってしまえば音MADとも近いところがあると思います。

そう考えてみれば、馴染みやすいネタの発想や自作曲、イラスト等幅広い分野に強みを持つ2÷すさんはそこで鍛えられたのかもしれませんね。

滑川

https://www.nicovideo.jp/user/47090626

やっていた活動

漫画/手描きMAD

その活動が音MADに活きた部分があるか

活きた部分とは少し違う気がしますが、歌詞変や構成を考える時は漫画のネタを考える時と似た感覚でやっているかもしれないです。

動画編集のいろはは手描きMADで習得しました。

 

主催コメント

近年Z会MADで強い存在感を放つ滑川さんです!

投稿作品の中でもよく手描き要素を見かけるのでかなり納得感があります。

滑川さんの動画は色調補正やコラの作りが丁寧な印象があるのですが、自分で背景やキャラの画像を手描きする土壌で育った故の着眼点なのかもしれない。

ネタの感じも言われてみると手描きMAD界隈から影響受けてそうだなぁって感じありますね。『勉強シロイドたちがただ叫ぶだけ』(sm29654265)とか題材がかなり手描きMADっぽい。

大内乙打

https://www.nicovideo.jp/user/6641990

やっていた活動

歌ってみた、ツクールゲー作者(未遂)

その活動の説明

中学2年の当時、憧れはやはり全盛期の歌ってみたでして、機材も録音も何も知らない分からないがとにかくやってみたいと思い、親父がライブで使うマイクを親父のPCに直挿ししてaudacityで録音していました。
その頃から音MADに傾倒してたので音MADを歌ったりもしてた記憶があります。
因みに自分の初めての動画投稿は最終鬼畜を1.2倍速して変な自作クソコラ画像みたいなのを載せた動画でした。
後、ニコニコRPGとかカオスなツクールゲーにハマってたのでツクールゲー作者になりたいと思ってましたが、RPGツクール製品版購入には至らず未遂で終わりました。

その活動が音MADに活きた部分があるか

少なからず音MADの音声・動画作りの第一歩にはなったと思います。
後、28になった現在本職で録音とかをしてるので、昔からそういうのに興味があったのかもしれないと思いました。

 

主催コメント

生放送系音MAD作者の重鎮、大内乙打さんです。今回のラスト!

今音MADに使われるソフトってREAPERにしてもAviUtlにしても「最初から超音MAD作る気!!!!」みたいな感じじゃないと中々楽しみ方も使い方も分からないようなソフトが多いと思ってるんですが、大昔はaudacityやWMM等直感でエフェクト弄るだけでもそれなりの遊び道具にはなるものが結構あった印象。色々やってるうちに気づいたら音MADを作っていたみたいなパターンも少なくないんじゃないかと思います。

回答を見る感じなんとなく音響に強い家であることを感じさせるので、音MADに入りやすい環境があったようにも見えますね。

※現在とある野望が動いているみたいです。

人魚のキャラクターのコスプレ産卵AVを撮影したい|大内乙打|note

おわりに

今回も7人の方のインタビューを掲載しました。ここまでで合計14人!

ラストとなる次回の記事では1人増えて8人の方からお話を頂きました!

ぜひ最後までお楽しみください!

 

その3→

https://kaikityou.hatenablog.com/entry/Advent_2022_03