KAMAITACHIの音MADで有名なあのお店。
名古屋のローカルフードだけど、実は東京にも二店舗存在する。
今回は神田の店舗に行ってきた。
普段だったら一週間の日記にまとめていると思うんだけど、結構刺激的な体験だったから単品で書くことにした。
自分は辛いものが得意な訳ではないので普通よりも辛さ控えめの「台湾ラーメン アメリカン」を頼んだ。
14時までは1つ1000円のランチセットがあるので少しお得。写真には映ってないけど炒飯と野菜サラダが付いてきた。
それとは別に中華ちまきを頼んだ。中学の給食以来。
控えめとはいうけど、死ぬほど辛かった。
今までの人生で食べたものの中でもかなり上位の辛さだったように思う。
カレー屋なんかは「一つランクを上げると一気に辛さが跳ね上がる」というのはありがちだけど、最低ランクの時点であの辛さが出てくるお店は中々ないんじゃないかと思う。
辛さを中和する為に水を飲むのは実は逆効果だという話は有名だが、自分はそうではなく辛すぎて飲み込めなくなるから流し込む為に水を飲んだ。
辛さで舌がバカになってしまって炒飯を食べても辛さを感じた。
自分は小鉢を貰ってそこに麺を移して少しずつ食べることにした。
出来るだけ麺とスープを分離した方が良いと判断したのだ。
また、飲み込む時に異常な痛みを伴う理由は飲み込む時の食物が大きいからだと判断して、普段よりも多く噛むことを意識したらだいぶ痛みが和らいだ。
辛さを通じて自分の食事のクセに気付くことが出来たのだ。
リヴァイ兵長が「躾に一番効くのは痛み」だという持論を展開していたが、あれは間違っていなかったんだなと思った。
意外だったのは、辛くても確かに美味しさを感じることが出来たこと。
鶏ガラベースの濃厚なスープは香辛料との相性がとても良くて、辛くても何杯でも飲めてしまう絶妙な味だった。
テレビとかで紹介される激辛系の料理を見て自分は「味などは考えられておらず、食への冒涜だ」と考えていたのだが、実は一概にそうとも言えないんだなと思った。
食後も色々面白かった。
この情勢だから店を出たらマスクを付ける訳だけど、跳ね返ってくる自分の息が辛くてしんどかった。
また、トイレで排泄した後に肛門が焼けるような痛みを覚えた。
どちらも生まれて初めての経験だった。
今まで辛いものはせいぜい中本の蒙古タンメン(辛さ3)ぐらいしか食べたことがなかったが、一気に水準が上がった感じがある。
もしも興味がある人も慢心せずに是非アメリカンから食べるようにして欲しい。
多分、想像の数倍は辛いから。