函館に行きました その3

その2の続きです。だいぶ長くなってきましたね。

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市電で函館の駅に戻り、駅の近くにある「自由市場」に向かった。

 

ここは感覚としては新宿の思い出横丁のような小さな飲食店が固まった区画。

奥のマンションと比較すると小人の街のようにも見える。

その中の「龍鳳」というラーメン屋に用があった。

 

ここは函館に向かう前日に友人から聞いたお店で、どんぶりの底まで透き通って見えるという逸話(?)があるらしい。

流石にそれは誇張だと思ったけど、確かにかなり透明!

スープの塩味が効いてて美味しかった。東京だとなかなか塩ラーメンを食べたいとはならないので新鮮でもあった。

 

ご飯を食べた後は再び市電に乗ってもう一度八幡坂の方面に向かった。

乗り放題パスの特権を利用して途中下車して観光案内所に寄ったりしたのだが、大したことはしなかったので割愛。マジで便利ですよ市電。

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八幡坂の上にある甘味処の「茶房 菊泉」。

ここはラブライブの劇中でSaint Snowの二人の生家のモデルとなった店。

 

前日に店の前を通っていたのだけど、その時は全く気付かなかった。

 

店の前にはこんな張り紙もあった。

落ち着いた和の雰囲気からは想像も出来ないぐらいオタクに理解があって凄い。

 

店に入ってすぐに「アニメを見てこられた方ですか?」と聞かれた。こちらが何か言うまでもなく。

そんなに見た目オタクっぽかったかなぁ… とか思ったけど多分あだしまのトートバックを使っていたからだと思う。

 

「見てますねぇ~~… そうですねぇ~~…」みたいな返事をした後に、劇中で理亞ちゃんの部屋のモデルとして使われた部屋に通された。

この部屋、単なるフォトスポットではなくなんと飲食スペースとして使わせてくれるらしい。

 

主にSaint Snowを中心としたラブライブグッズがたくさん。こういう場所の定番アイテムである交流ノートも完備。

劇中でキーアイテムとして登場したスノードームももちろん置いてある。

ポケモンサンデーで「ポケモン漬け生活」という企画をやっていたことがあったが、それのラブライブ版といった感じ。

ところでこの部屋、普段はどうやって使ってるんだろう。

 

前述した通り飲食スペースとして使えるこの部屋だが、建物の窓際に位置するため景色も中々。

オタクであることが景色を楽しみながら飲食を楽しむための特権として働いてしまっている気がして、本当に良いのだろうかという気持ち。

前日のラッキーピエロもそうだったけど、ラブライバーにかなり優しくしてくれてると思う。

 

定番メニューの「とうふ白玉ぜんざい」を頼んだ。

ぜんざいとは言うが実際にはパフェに近いと思う。アイスクリームにキウイ、冷凍イチゴやシリアルなど盛りだくさん。

ぜんざい要素である白玉も気持ちの良い噛み心地がありつつもモチモチさがあり良かった。

ぜんざいも食べる機会あんまり無いですよね。

 

レジの横で、200円でオリジナルデザインのSaint Snowの缶バッジも売ってた。

自分は一つだけ買ったのだけど、友人へのお土産にもう一つ買っても良かったかもなぁと思ってる。

あと、撮影可能だけどSNSには載せてはいけないというルールで声優陣の色紙が飾られていました。興味のある方はご自身の目でお確かめください。

 

サンシャイン二期、あまり評判が良くないのは知っているのだけどSaint Snowとの確執の解消も含めてアニメ作品の構成として個人的にはかなり好きなんですよね。

今回は聖地巡礼とかとは特に関係なく函館に来た訳ですけど、現地(?)の人々には愛されているということが分かって嬉しかったです。より一層好きになれた気がします。

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一度ホテルに戻った後、家族で夜飯を食べに駅前に向かいました。

その時間には駅前はだいぶ閉まってしまっていたのですが、開いている店があったのでそこに入りました。

 

ネギトロマグロ丼?みたいなやつ。商品名を完全に忘れてしまった。

北海道の海鮮はやっぱり他とは段違いで美味しいです。北海道行ったら絶対食っておくべき。

 

自分は結構好き嫌いが多いほうなんですが「北海道産なら東京より美味しいから意外と行けるんじゃね…?」の精神で色々食べてみることにしました。

母親と父親の食べていた定食からそれぞれ刺し身とフライのイカを貰ったんですが、やはりかなり美味しかったです。

特にフライの方が印象的で、イカフライ特有の「噛んだ後に来る不快感(喉の乾きとか)」がかなり少ない。北海道に一週間ぐらい居たら色々な魚介の美味しさを知ることが出来る気がします。

 

ところで父親は生物が得意ではなく、刺し身も苦手です。

北海道だと食べるものの選択肢がだいぶ減ってしまうので気の毒に思います。

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夜ご飯を食べた後は、バスで函館山の方に向かいます。

次の記事に続く。