2月5日。音ゲー的にはonigoの日とか呼ばれてますけど今日はラブライブの話です。
ニジガクは今年の1月から3月にかけてユニットごとのライブをやっていて、昨日と今日はそのうちの2つ目、A・ZU・NAのライブが開催されていました。
こんな感じのユニットです。全体的に台詞パートが充実してたりしてアニソンっぽさが強めのユニットだと思います。結成に至るまでの経緯はアニメ二期とかで見ろ!
ただ今回、AZUNAは他のユニットとは少し違う事情を抱えています。
というのも優木せつ菜(右の青い子)役の声優さん・楠木ともりさんが指定難病「エーラス・ダンロス症候群」により今年の3月末に降板してしまうことが発表されており、事実上今回のライブは楠木さんの演じる優木せつ菜が見れる最後のチャンスだったと思われます。
僕も連番者と一緒にBD先行、CD先行、果ては一般抽選と繰り返し申込み、何とかDay2のチケットを確保することが出来ました。
僕はニジガクだとせつ菜ちゃん推しなのですが、これは楠木さんのパフォーマンスに影響された部分が大きかったりします。
アニメの一期を観た直後にこの動画を見たんですが、もう圧倒されましたよね。三次元が二次元に全然引け取ってないの凄すぎる。
しかもこれがライブにおけるCHASE!の初披露。徐々に大きくなるオタク達の歓声含めて完璧な動画だと思います。
当時ハマりすぎてて通話とかで人に話しまくってた記憶があります。良くないオタクムーブだ。
そんな訳で僕がニジガクをここまで追いかけることになったバックには間違いなく楠木さんの存在があったと思っています。
今回から声出しが解禁されたんですが、自分はもう声の出し方を忘れてしまっていたこと、周りの人達もあんまり声を出す人が居なかったりしたこともありコロナ禍でのライブと同様に一切声出しはしませんでした。
だからといって楽しくなかった訳では全くなかったです。ただ何かを考える余裕が無かったといえばそうかも。こんなにぶっ続けで色んな曲やってくれるんだっていう。
僕はニジガクのライブはアニメ一期放送終了(3rd)とか4thアルバム発売記念(4th)みたいな何らかの区切り的に行われることが多いイメージを持ってます。ソロアイドルをメインに据える構成上、コンテンツに動きがあると一気に使用出来る曲が増えることが多いからこうなるんだと思います。
今回のユニットライブはそういう感じではなく、ユニットメンバーが包含する範囲の曲を好きに拾っていくスタイルを感じました。アニメ一期のソロ曲だったり一番最初のユニットCDの曲なんかも拾っていたりして少し懐かしい気持ちになりました。
Solitude Rain、Dive!、Awakening Promiseを連続でやるのは痺れましたね。どの曲も印象深い曲だったのでボスラッシュみたいな感じ。というかこうしてみるとアニメ一期の曲がどれもこれも強すぎる…。
中でも印象に残ったのはソロ曲パート後半部分でしょうか…
しずくと歩夢がエイエ戦サー、Break The Systemと4thアルバムの曲をやっていく流れで、せつ菜だけは1stアルバムのCHASE!を披露するという。
いくら楠木さんが引退するとはいえ、あくまでもAZUNAのライブであるので優木せつ菜だけを特別視はしないけど、その中でほんのちょっとのエゴは見せるのが素敵。
掛け値無しで今までのCHASE!で一番良かったと思います。声出し有りの環境で聞くことが出来て本当に良かった。
僕は全編通してメチャクチャ泣くみたいなことは無かったんですが、前田さんのMC聞いた時はかなりグッと来ましたね。
ニジガクのメンバーってプライベートでも一緒に遊びに行ったりする様子がSNSに投稿されていたりして相当に仲が良いことは伺い知れるので、今回が一緒に立てる最後のステージであることを一番悲しんでいるのは彼女達なんだろうなと。
しかも前田さんって普段のライブだと全然泣いたりしない方なんですよね。4thライブでR3BIRTH組がワンワン泣いてる中で冷静にお知らせ情報を出してたのは印象的です。仕事が出来る女性といった感じ。
そんな前田さんがある種自分の私情を優先して楠木さんとの思い出を語ったり、楠木さんの方に駆け寄って抱きしめたりしていたのが忘れられないです。ニジガク発足から5年間、苦楽を共にした絆を感じさせる一幕だったと思います。
前述の通り、僕は楠木さんの演じる優木せつ菜に魅了されてここまでニジガクを追いかけてきた訳ですが、新しい声優さんに変わった後の優木せつ菜に大してどんな感情を抱くことになるのかは正直なってみないと分からないというのが本音です。
でも今までと同じように愛せたら良いんだろうなって思います。多分それが楠木さんの望むことでもあるのだろうと思ってます。
ありがとうございました。美味しいものとか食べてて欲しい。