直近の参加合作についての色々

三か月も更新空くのはかなり久しぶりな気がします。色々忙しかったんですよね…

金沢行ったときの記録とかはちゃんと後で書きます。去年のある程度の振り返りとか今の状況とかも多分ちゃんと書きます。

 

でも今回だけはタイトルにもなってる合作の振り返りの話をさせてくれ~~~~~~!!!!!!

投稿日順!結構明け透けに書きます!

 

Z会桜浪紀 最高の教育で、未来をひらく。

こち横さん(user/89667233)主宰のZ会合作です。パート制作ではなく、運営としての参加です。

最初にお話を聞いたのは2022年6月で、運営として正式に招待されたのは同年の11月でした。

こち横さんが何か面白いことを考える → 他の運営がそのディティールを深めて、具体的に実現可能な領域に持っていく ということを繰り返す合作だったような気がします。

多分なんですが、音MDM主宰の那須ピーマンさんとかなり近いポジションだと思います。

 

正直に申し上げると、他の運営に比べると自分はあまり合作に貢献出来た方ではなかったです。

構想について口を出したのは「蛇足を減らそう」とか「季節感を大事に」みたいな大雑把な部分が主だったと思います。分かりやすく簡潔にするべきだと思った。

 

26Kさんの記事の中だと僕とこち横さんは共にZ会ファンとして扱われているのですが、今なお自ら合作を主宰するぐらいにはZ会MADを追い続けているこち横さんと比べて、僕はここ数年ぐらいのZ会MADにはあまり魅力を感じられていなかったりします。

上がるMADの出来とかではなく、素材自体に対してあんまりポテンシャルを感じられていないという話です。表現もネタも出尽くしてしまって、実質的に曲の良さとか技術力で戦うことがメインとなってしまっている印象が強いです。

 

秋のパート群には元々リーだけではなく、秀才やユージを単独でフォーカスした別曲のパートも入る予定だったのですが、それらは全て『群青』に集約されることになります。

これは僕が提案したことだったと記憶しているのですが、これは「勉強シロイド素材にそこまでの耐久性はもう無いので、一つ一つの展開をスパン早めで回した方が飽きづらそう」という考えがありました。

今考えるとこれが僕がこの合作に対して出来た一番の貢献ってこの部分な気がする。

 

構想を練る段階よりも告知制作とかの部分で少し手を動かした方が具体的な仕事と言えそうな気がします。ただでさえ時間がないはずのこち横さんがドンドンと仕事を増やしていて大変なことになっていたので、それを一部巻き取る役割。

 

既に出来上がっているストーリーに対して各パートの担当者たちが各々の解釈で肉付けをして、音MADとして出来上がっていく様はかなり壮観でした。全体的に「脚本としてはこう言ってるけど実現できるのか…?」と思ってしまうような表現のハードルを軽々と越えてきてくれたと思っています。

特に印象的だったのは『アルティメットセンパイ』の音声が上がってきた瞬間です。元々「ヤンクミ(本物)が亀井を励ます」という内容は分かり切っていたのに、実際に上がってきた音声が想像の100倍ぐらいアツくて興奮した記憶。

 

いざ合作が投稿されて嬉しかったのが、ニコニコ動画の視聴者が自分の予想以上に行間を読み解く力を持っていたことです。

今回の合作って主に主宰と脚本担当が細かい部分でのネタの仕込みに拘っていたのですが、正直僕は「あんまりそういう部分は気付かれないのではないか」と悲観的に考えていて、そこら辺に対しての意見出しはあんまりしませんでした。

基本的に「亀井有馬が東大合格を目指して勉強する一年間」以外の描写はさして重要だと思わなかった。なんなら浪人していることすら個人的には重視していなかったまでありますね…

 

ただ、実際に合作が投稿されてみるとかなり嬉しい誤算で、かなり多くの仕込みにコメントでツッコミが入る状況でした。

 

「浪人だから春は有利」

「浪人の最初は模試でいい成績でがちなのはあるある」

 

これはLixyさんの記事の中でも触れられている部分ですね。

春の模試の結果に慢心して勉強を放棄した亀井が金八先生に喝を入れられるのがハピマテパートです。

自分の至らない部分を怒ってくれる人がいるの、かなり恵まれた浪人生と言えるんじゃないか…?

 

「ここもしかして1浪してるからエロゲが出来るって事か」

 

これも大正解。

ニコニコ動画の視聴者層を完全に舐めていたなぁと思わされた瞬間でした。

 

脚本の意図とは少し違うことですが、各々がそれぞれの解釈をコメントしてくれるのも凄く面白かったです。

ラグトレインパートの映像に映りこんでる人達のことを「同じ大学受けるんやろな」って解釈してるの大好き。

この辺り、運営として脚本を作る段階から関わっている人間だからこそ感じる面白さもある気がしています。

 

共に2023年を一緒に駆け抜けた大事な合作です。

参加者の皆様、運営の皆様、本当にありがとうございました。

 

余談ですが、この記事の中で言ってる「同じ合作に参加している方々等は仲良くしましょう」というのは、主にこの合作のことを指しています。

実際のところ、こち横さんLixyさん26Kさん辺りとの強い繋がりが出来たのは間違いなくこの合作の影響です。あと、たいうおさんともこの合作経由で久しぶりにお話をしたりしましたね。

遡れば2021年に音MAD Advent Calendarの開催を決めたのもこち横さん主宰のZ会永絆録がキッカケになっているので、こち横さんが僕に与えた影響は地味に大きいと言えるのかも。

 

それではこち横さん、

ラブライブ!サンシャイン!!』の音MAD、

楽しみに待ってます。

 

 

 

 

 

ブコメ合作 -rush to you-

かっぱさん(user/28794844)主宰の、ラブコメ作品を題材にした合作。

去年は台詞合わせ主体の音MADに重きを置いていた時期だったので、こういうタイプの音MAD合作に呼んでもらえることはかなり嬉しかったです。

メドレー全体を通して朝→昼→夕→夜→二回目の朝… みたいな感じで雰囲気が移り変わっていく合作で、僕が担当した『花の塔』は夕方辺りの想定でした。

 

僕は『僕の心のヤバいやつ』を題材にしたパートで参加しました。

実は今回の合作は主宰から曲と作品を指定されている参加者が殆どなのですが、実は僕は参加時点で元作品すら見ていませんでした。

 

「かっぱさんはどういう意図で僕にこの作品のパートを指定してきたのだろう…」と思いつつ元作品を見ると大いに納得したというか、なんでこの人はここまで僕に刺さりそうな作品をチョイスしてきたのかと思わされました。

主人公の市川京太郎の面倒くささとか、感情に対しての名前の付け方にあまりにも覚えがあって、他人事とは思えない作品でした。去年は色々と感情の揺れ動きが大きかった年なのですが、あらゆる感情のブースターになったのはこの作品だったと思います。

この作品のおかげで好きなものを更に好きになれたし、その感情のおかげで僕ヤバ自体のことももっと好きになれた。まさに無限ループ。

 

組み合わせる曲として『花の塔』というチョイスも本当に完璧。山田との出会いによって市川の世界が染まっていく様を見事に現した選曲だと思います。

というか『花の塔』も自分事の曲過ぎるんですよね…

 

そんな訳で、曲も作品もどちらも大好きになってしまったので、ここのパートに対して話せる部分って実はそんなになかったりします。

僕ヤバの好きな台詞を置いただけですね… 普段作ってる個人作と同じような意識で作りました。

強いて言えば、色調にはいつもよりは力を入れたと言えるのかもしれないです。「撮影処理」と呼ばれそうなことを初めて試しました。

 

この手の合作の良いところの一つに、自分が好きな題材に一番合う曲を一番ベストな尺で使えるという部分があると思っています。例えば『花の塔』は間違いなく僕ヤバと同じ世界観の曲だと言えるけど、音MAD的に考えるとサビが正直作りづらすぎる…

そんな訳で、今回このような形で僕ヤバ×花の塔の音MADを一番良い環境で作らせて頂けたのはかなり有難いことだと思っています。

 

この合作とメドレーは自分の中で少し特別な存在で、一つだけ目論んで動いていることがあったりします。

時が来たら是非。誰かを巻き込むような類の話ではないです。

 

 

 

 

 

KIRA CANTABILE キラカンタービレ♪

TBさん(user/64948991)主宰のデスノート合作です。

投稿日的には一番最後ですが、実は招待は3つの中で一番最初だったりします。

 

なんとこのツイートをした直後にDiscordの方で連絡が来ました。日付すら変わってない。

ニコカンタービレは凄く好きなメドレーだったのと、期間が相当に長かったのでまぁ何かしら出来るだろうということで参加。結局のところ作業時間は最後の方に固まるのですが…

あと、結果論だけど翌年の2023年の音MADのモチベは過去最高級だったと思います。

 

担当パートは主に以下の4つ。

重ねが多いメドレーですがメインメロディの方のみを通常サイズの文字で記載。

 

51.PPAP

52.Got the Groove(裏:53.ハンマーBGM)

54.TOWN(音声)

55.サウンドスケープ(裏:56.Shine!!、57.星獣戦隊ギンガマン)

 

今回の合作に参加した一番大きな理由はサウンドスケープパートの存在です。ユーフォが大好きなので…

招待が来た時点でサウンドスケープを担当したいとは思っていて、前3パートはサウンドスケープまでの流れを作る為にパートを取得した感じです。

以下、曲ごとの簡単な振り返り。

 

PPAP

PPAPパートだけは最初から具体的な構成を決めていて、去年の6月ぐらいには映像ごと提出していたはず。後の3パートは作りながら考えた形になります。

実写版のリュークPPAP踊る動画の存在はもちろん知ってますが、今回はMAD的に行くべきだと思ったので使いませんでした。

 

・Got the Groove(死にたい)

Got the Grooveは完成までに2回ネタを変更しています。第一案はPPAPに引き続きのシブタクパートで、第二案は月がトントン相撲をやるパートの想定でした(?)。

2月の初めごろに告知動画が上がってきて「月くん38とかオッサンじゃん…」とか考えてるうちに「これネタにした方が作りやすそう」と思い急遽ネタ変更。38歳ネタを思いついてから完成まではかなり早かったですね。国際合作で日本の芸能人がたくさん出てくるパートって結構不思議かも。

分かりづらいかもしれないけど、月くんがフキダシで絵文字を使ってるのは38歳だとオッサン構文を使っててもおかしくなさそうな歳だと感じたからです。

 

松山ケンイチさんは実写映画版でLを担当したので一番目立つところに。

画像の関係で目立ちにくい位置になってしまったのですが、小池徹平さんはミュージカル版でLを担当してます。

 

・TOWN(てってってー)

TOWNはメドレーのアレンジ的にこういう路線しか無いだろうと思っていたので、すんなり音声が埋まりました。

ただ、自分はカッコいい映像を作ることが苦手なので、映像はTBさんにお願いすることになりました。元々モノクロっぽくしたいということは考えていて、100点満点に近い映像を作って頂けたと思っています。ありがとうございました。

 

サウンドスケープ

大本命のサウンドスケープパートです!流石に一番難産だった!

「ユーフォがニコニコだとそこまで有名ではないので人力は盛り上がらなさそう」「ネタパートで行くにしては曲が長すぎる」等、いくつか悩む点はあったのですが、去年の4月ぐらいの段階で既にデスけで行くことは決めてました。適度にシリアスだし特別感もあるので悪くない選択だったんじゃないかと思ってます。

制作開始当時デスけを見ていなかったことや、実写素材でシリアスなストーリーラインを追っていくような音MADが殆ど無かったこと等、悩むことは多かったものの、出来上がった動画は比較的満足しています。

 

めちゃくちゃ参考にしました。

実写素材はアニメ素材に比べてどうしても動きが少なくなってしまうのでテキストやトランジションでの動きを増やすことを意識しました。

 

デスけ、デスノートのメディアミックス企画としては意外と悪くないクオリティなんじゃないかと思ってます。天才同士の対決という原作の最大の特徴を薄めてしまっているのでどうしても公式二次創作みたいな作品にはなってしまうのですが、例えばヨツバキラ編でノートを放棄する際に「ノートを拾わなかった時の自分の正義感」を信じるような描写が入っているのはかなり見事だと思いました。

夜9時台に流すテレビドラマとしての配慮は感じつつも、原作をきちんと読み込んで作られた作品じゃないかと思っています。

 

 

ようこそジャパリパークへ

そして上の4パートとは別に、もう一つ担当したのが『133.ようこそジャパリパークへです。

 

ここ、言い出しっぺは自分だったりします。

ジャパリパークがメドレーのラストパートで、偶然にも合作参加者の中にですのフレンズ全組の担当者(sm30726054組は当時自分のみ)が揃っていたので何かやりたいなぁ~と思い、順番に声を掛けていきました。

この時点ではどういう形式で制作するのかは特に決めておらず、四画面比較を提案してくれたのはtokachiさんでした。

全員を揃えることは不可能だったので、動画として成立することを最優先して急遽四角さんにも手伝って頂いた形になります。

 

この部分のパート分けについて気になるという方をTwitterで見かけたのですが、一画面ごとに別々の担当者が音声と映像を作って後でそれをまとめています。

左上(sm30720197)と右下(sm30726054)以外はですのフレンズ各作品と同じ作者が自分の動画を完全リメイクしている形になります。例外二つは映像か音声のどちらかが当時とは違う担当者になっています。

コンセプトとしてはリメイク元の動画群を意識しつつ今の技術で… という感じです。

各作者から提出されてきた「単品」を見るとよく分かるのですが、各々当時からの成長が感じられて、進捗が上がってくるのが楽しかったです。7年経ってますからね…

 

一番最後のスタッフロールに該当する部分はtokachiさんとめがっちPさんのデスノMAD二大巨頭に担当してもらっています。

めがっちPさんは過去に別の動画(sm31123477)でもジャパリバスの演出をやっているのですが、これまた当時よりも明らかに水準が上がっていて素晴らしいですね。

最後の最後まで参加者に変動が起こり得る形式の合作だったので、スタッフ紹介の文字列は主宰のTBさんに映像まとめの際に一緒にやってもらっています。

 

以上、パートごとの振り返りでした。

 

 

合作に参加して一番有難かったのが、デスノートの各メディアを見返すいい機会になったことでしょうか…

原作コミックやアニメはもちろん、今まで見たことのなかった実写ドラマ版だったりネトフリ版の映画を見たのも今回がキッカケです。他にもソシャゲとのコラボの情報を調べたりもしました。

僕はバカヤロイドとかじゃなくてそもそもデスノートが好きなんだなぁと再認識。

 

国際合作って色々な事情から完成しないで頓挫していくものもかなりたくさんありますが、今回無事に夜神月誕生祭の当日に投稿できたのは間違いなく主宰のTBさんの意欲によるものだと思います。

パート表を見て頂ければ分かると思うのですが、物凄い数のパートを担当しています。

本当にお疲れ様でした。

 

 

 

 

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という訳で、直近で参加した合作の振り返りでした。

12月頃から、自分が関わった合作が断続的に投稿される時期だったのですが、デスノ合作が終わったことで一区切りついた感じがあります。

どれも楽しかったです。お誘い頂きありがとうございました。

金沢に行ってきました その1

今年の年末のボスラッシュが一通り落ち着いたので、ご褒美に5月以来の金沢に行ってきました。

転職と引っ越しとコミケ準備と合作!人生で一番忙しかったまであるかもしれない!

もちろん蓮ノ空の聖地巡礼です!とはいえ5月の時にモデル地的な場所は回り尽くしていて、今回はどちらかというと観光の方に比重を置いた形になります。

 

12/22 8:00ぐらい

金沢着!この門を見ると金沢来た!って感じがします。

 

この日の金沢はニュースになるぐらいの大雪が降っていて、正直「行く時期完全に間違えたな…?」と思うタイミングも結構ありましたし、初めて金沢に行く人にはあんまりオススメしないかも… 積雪の中を歩くのってやっぱり体力使うので…

ただ自分は冬の景色が大好きなので、金沢の冬を自分の目で見られたことはやっぱり嬉しかったです。

 

金沢に着いてからはとりあえず移動。店も開いてなかったことですし。

歩きながら周り観てたんですけど、やっぱり雪が多い地域は何かと大変そうだなぁって思ってしまいましたね。

証券会社の社員さん達がスーツ姿で雪掻きしてたのは中々衝撃でした。

 

近江町市場。飲食店はだいたい9:00から開店。

 

ひがし茶屋街。

かなりの早朝だったことが幸いして、人が全く映ってない写真が撮れました。

正直言うとひがし茶屋街ってフォトスポットとしての目的以外で何しに行けばいいか分かってないかも…

 

SR日野下花帆「素顔のピクセル」。多分ここだと思う。

凄く野暮なこと言うんですけど、ひがし茶屋街の中って食べ歩き禁止なんですよね。

 

っていうか今見返してみたらこの梢センパイ可愛すぎない!?普段もっと大人っぽいのに!

この花帆ちゃんのカードの対になってる梢センパイのカードのボイスが103期生加入から半年が経った後の変化を感じさせる内容になっているんですけど、そういうことを考えると凄く感慨深い… 花帆ちゃんの前で少しずつ肩の力を抜けるようになっていったんだなぁと…

 

12/22 10:30

約束の場所!卯辰山公園見晴台!

 

雪景色のここに来れたの、そのタイミングが人生最終回でも全然良いなぁって思えましたね。P3のラストシーンすぎ。

 

地元のご年配の方と遭遇して「なんでこんなところ来たの?」と聞かれて「最近アニメで使われたんですよ」みたいな会話をしたり。

「来てくれてありがとうねぇ」って言われたの凄く嬉しかった。

この旅の中では結構そういう地元の人とお話する機会がたくさんあって、孤独の旅の自分としては少し嬉しかったです。

 

雪が降ったり止んだりする見晴台を堪能していたら気付いたら30分ぐらい経ってました。

 

梅沢富美男もここで育ってます!

 

12/22 11:00

下山!ひたすら移動!

 

この辺りの時間帯が特に天候状況が芳しくなくて、雹とか降ってました!

しかもまともに歩いていられないぐらいの強風も吹いてて、この辺りの時間帯は「絶対金沢今じゃねぇ!」とか思いましたね。

風で「溺れそう」って感想出てくるの流石に人生初めてだった。

 

@lovelive_official 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 金沢あるある「冬でも雷」 #蓮ノ空 #リンクラ #lovelive ♬ オリジナル楽曲 - ラブライブ!シリーズ公式

これマジでした。梢センパイは嘘吐かない。

そもそも雪と雷って両立するんだっていう驚き。

 

12/22 12:30

老舗洋食屋のグリルオーツカさん!!!

前回金沢に来たときはまだ卵嫌いを克服出来ていなくて食べられなかったので、今回の旅においては一番と言ってもいいぐらいに楽しみにしていたお店!!

メイン通りからちょっとだけ外れているので目立ちにくいと言えると思うんですが、それでも席が殆ど埋まっていて自分自身他の人との相席になったのでやっぱり人気店なんだろうなと。

 

卵嫌い克服の記事。

 

調べてみたらせーはすの方でスリブのキャストのお二人が来ていたとのことで、そういう意味でも楽しみでした。

 

こちらハントンライス

東京だと二店舗だけ食べられるお店が二店舗しかない金沢のソウルフード!花帆ちゃんの好物!

ケチャップライスの上にトロトロの卵を載せた、オムライスの半分みたいな料理です。上に載ってるのは魚系のフライ。

 

オムライスの半分とか説明しちゃったんですけど、実態としては全く違う感じがします。

オムライスとは比べ物にならないぐらいのトロトロで、中に入ってるケチャップライスを全く邪魔しない感じ。

そこに絡んでくるタルタルソースの味が凄く良く合っていてとても美味しかったです。

東京でも是非もっと食べたいですね~。

 

楡井希美さんと花宮初奈さんのサイン!有名店だけあって、他にもかなりの数のサイン色紙が飾ってありました。

店内には蓮ノ空のキービジュアルのポスターも飾ってありました。

 

サイン撮影した後に「ちょうどお客様のお席に座っていらっしゃったんですよ」と言われてホッコリ。動画を見てみたら花宮初奈さんの方の席でした。

あの人たちも同じ空間でご飯食べてた時間があったんだなぁって実感できるのもそうだし、わざわざそれを教えてくれること自体も嬉しかったです。ファンであることを許容されることが最近凄く嬉しい。

 

あんまり声優オタク的なアレを出したくはないんですけど、花宮初奈さんのことかなり好きなんですよね。凄く誠実な方だと感じています。スポ報のインタビュー記事読んだ時とか正直大泣きしてしまった。

楡井希美さんも先日の1st東京Day2でのMCで自分が一番欲しかった言葉を言ってくれた方の一人なのでとても感謝しています。

動画見てみたら楡井希美さんがハントンライス食べてる姿可愛すぎる。

 

12/22 14:00

21世紀博物館のあの有名なプールの入場予約をこの時間で取っていたので。

前回金沢に来たときは一週間前から予約を取れるシステムになっていたのでかなり入念な準備が必要だったのですが、今は当日予約のみだったので自分みたいな行き当たりばったり人間にはラッキーと言えます。

 

有名なプール。

 

ここ、今まであんまり仕組みが分かってなかったんですけど、実はプールの底だけじゃなくてプールの上からの視点も合わさって初めて作品になる感じ。

お互いに向こう側の見え方がなんか変なんですよね。

 

あんまり写真撮るの野暮だよな~と思ったので写真はそんなにないです。

実は21世紀博物館自体初めて入ったんですけど、結構体験型の展示が多かった印象。

 

12/22 16:00

香林坊を突っ切ってにし茶屋街の方に!

ひがし茶屋街と比べるとちょっと小さいけど、カジュアルに楽しみやすいのは割とこっちなんじゃないかなって気がします。

茶店とか甘味処もこっちの方が多かった気がする?ひがしの方は結構ガッツリしたお店が多いんですよね。

 

手裏剣投げ体験ができるお店。5つ300円とかだったかな。

まっすぐ投げるのは意外と簡単なんですけど、ちゃんと壁に刺すのは難しかったです。

手首のスナップが結構大事になる感じ。

 

ここのお店の2Fに武器ミュージアム?みたいなところがあるらしくて、次来た時には行ってみてもいいかもなぁって思いました。

 

12/22 16:30-17:00ぐらい

何も考えずにひたすら移動!この辺りの時間マジでバカすぎた!

画像

馬鹿じゃないのこの人。

 

12/22 17:30

歩いている途中で「流石にヤバい!」と思いバスで金沢駅に!

 

この旅の中で一番いい写真流石にこれだと思う。

というかこの写真だけでも雪の凄さ分かるよね多分!そんな長距離歩いて良い雪じゃないよこれ!

 

金沢フォーラス内の蓮ノ空ゲーマーズ。移転後は初めて。

地味にポケセン金沢と同じフロアに移転しました。

 

この2日前の12月20日が藤島慈ちゃんの誕生日だったので展示コーナー!!!!めぐちゃん本当に好き~~~!!!!

ちょっと前に出てきたUR「Secret Christmas」の特訓ボイスがほんとにね~~~!!!

「その時に"一生推す"って思ってくれたその気持ちが嬉しい」っていうの、自分がずっと蓮ノ空に抱いてる感情に対しての許容という感じで、一方でこんなこと言ってくれてる子に対して一瞬でも心の底からそれを言えない自分に対しての腹立たしさとか色々な感情が湧いてしまって凄かったです。

 

駅の中の8番らーめん!金沢のソウルフード

 

なんかいい感じのセット!

8番らーめんは野菜がたくさん入ってるのが特徴なのかな。

スープの味噌味が凄く美味しかったです。

 

@lovelive_official 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 金沢あるある「なんでやろ、8番」 #蓮ノ空 #リンクラ #lovelive ♬ Dream Believers - 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

なんでやろ。

 

12/22 21:30ぐらい

ホテルの部屋でお酒を飲みながらZ会合作の完成披露試写会通話!

合作の投稿前に参加者が一堂に同じ通話に会するっていうのまず初めて見たんですけど、あれって普通なんですかね?

 

スーパー金沢セット!

 

金沢最高かよ 酒がうめえぜ

 

という訳で投稿されました!Z会桜浪紀!

ストーリー調の音MAD合作です!何度も見ることでドンドン面白くなっていくタイプの合作だと思います。

一年ぐらい運営として関わってたので流石に感慨深いです。

今年は間違いなく人生で一番楽しい年だったんですけど、一つにはこの合作が裏で常に動き続けていたことも理由としてあると思います。

 

凄く個人的なアレ言うんですけど、四季を巡りながら冬のビッグイベントにだんだん近付いていくという仕組みが今年一番ハマってたコンテンツの蓮ノ空とよく似ていて、勝手に色んなシンパシーを感じてました。蓮ノ空が出てきた時期と被っていないので合作に自分のそういうアレは全く反映されてないです。

蓮ノ空の12月辺りのストーリーって「これから先ラブライブ北陸大会に挑戦します」っていう段階だったんですけど「これ完全にZ会合作の『ラグトレイン』パートだよなぁ~」みたいなことを一人で思ってました。

 

流石にZ会合作の具体的なお話はここでする訳ないのでそのうち別の記事で!

書かない可能性も全然ある!

 

 

キリが良いのでここらへんで!結果的になんですけど1日目編になりました。

2日目編、もしかしたら年明けてからになるかも。

2023/11/19 思考メモ(蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ1st Live Tour 東京公演に行ってきました)

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ1st Live Tour 東京公演、両日行ってきました。

 

本当に楽しかったし嬉しかったです。

「ここまで蓮ノ空を追ってきて本当に良かった」と心の底から思えるようなライブでした。泣きすぎて腕動かせないわ声も出なくなるわでてんやわんやでした。

もうちょっと色々書きたかったので長くなります。ここから先は全部蛇足だと思ってもらって全然良いです。上のやつが全てです。

というか今も泣きながら文章書くハメになってます。大好きです蓮ノ空。大好きであることが肯定されることも含めて大好きです。サメのぬいぐるみを抱きしめながらキーボードを叩いてます。

初めてグッズ付きのアーカイブチケット買いました。

 

例の如くですけど誰かが読むこと、全く想定してないです。

僕が今思ってることをずっと書いていきます。だから多分順番とかもグチャグチャです。

 

僕が蓮ノ空に初めて触れたのは今年の4/29で、沼津から帰る時の友人の車の中でした。
その友人はラブライブシリーズ全曲(多分)を入れたプレイリストを作っていて、その中に当時発売したばっかりのスリブとドルケのシングルCDの曲も入っていたって感じです。その友人は当時は蓮ノ空は全然追ってなかったみたいなんですけど。

シャッフル再生で色々流れてくる中で『AWOKE』が流れてきて、理由は全く分からないんですけど「このコンテンツ触れた方が絶対良いぞ」って感じて、とりあえずその場では自分のSpotifyでその曲をメモがてらお気に入りリストに入れておきました。

帰って日付が変わってすぐぐらいのタイミングで、スマホの中の音楽ファイルとか整理しまくって、何とかリンクラのアプリを入れました。

その後すぐにストーリーを読み始めて一週間ぐらいで最新話まで追いついた記憶があります。

アプリを入れたタイミングがかなり良くて、4月度Fes×Liveもちゃんと見れてます。カメラもかなり自在に動かせるし、初披露の新曲とかやってくるし、なんか凄いことやってるな、と感じた記憶。

あとアプリ内で初めてWith×Meetsを見た時は「録音だろうな」って思ってたんですけど、樋口楓の番組にドルケの二人が出てるアーカイブを見て「これ生なの!?」って驚いたりしました。

 

蓮ノ空絡みの僕のムーブ、何故か色々とかなり迅速で、アプリを入れた5日後にイベントの先行申し込みとかやってます。
アプリ入れて一ヶ月以内に金沢行ったりしましたね。当時は時間があったからっていうのもあるかも。

 

前置き長くなりすぎちゃった。

 

アプリが本格始動してすぐ辺りの蓮ノ空、かなり勢いが凄かったんですよ。毎日のように何かやってた。
当時の僕が感じたのは「いやこれ続く訳がないな」でした。コンテンツの供給がそんなにずっと続く訳もないし、僕自身の興味も正直そんな長く続くとは思えなかった。

なんなら「三週間後には完全に飽きてCD売りに行ってるかもな」って気持ちでイベントの当選メール見た記憶。

 

ただ、僕はそれをあんまり悲観的には思っていなかったです。別に飽きる時は去ることに対して未練はないのだろうし、それよりも好きなことが見つかるならそれは素晴らしいことだろうぐらいには思ってた。

でも「これだけ面白くてハマってる作品を簡単に忘れちゃうの、あまりにも勿体ないよな」ということは感じていて、だからその時の自分の感情を保存しておける「創作」っていう表現の素晴らしさを実感した、みたいな。

この辺りから自分の蓮ノ空に対しての想いっていうのが少し強くなっていた感覚があります。蓮ノ空自体がそもそも一瞬で過ぎる時間を物語として閉じ込めたアルバムみたいな作品なので、これを素晴らしいと思うのならば自分がやってきたことも同様に素晴らしいことなのだ、という論理が成立した。

 

その後もなんだかんだで追い続けるんですが、9月のFes×Liveでスリーズブーケの新曲として『素顔のピクセル』という曲が披露されます。

写真を題材にした曲なんですけど「点と点がくっついていく度に解像度上がって鮮明だ」とか「何一つ無駄じゃない」とか「そこにある一瞬を永遠にしよう」とか、僕が蓮ノ空を追いながら考えていたことが全て反映されているような歌詞で、初めて聞いた時点で大好きになりました。

印象としては尊敬し続けていた師匠に認められた気持ち。「お前は間違っていないからそのまま進め」って丸を付けられた気分。

 

その時のFes×Liveで6人verでの『Dream Believers』が初披露されたりとか、そのタイミングで追加されたカードのボイスが半年間の物語を経た6人の変化を感じさせるような内容になっていて、自分の中での蓮ノ空の二つ目の上振れが始まったという感覚があります。

「僕は努力が苦手だ」と言っていた綴理が努力を始めることを名言したりだとか、梢先輩が花帆を二人でのお出かけに誘ったりとか。

慈が戻ってきて時が動き始めた感覚が凄かった。

Fes×Liveの翌日辺り、余韻でずっと泣いてた記憶がある。

 

9月のFes×Liveで披露された曲でもう一曲書いておきたいのがあって、みらくらぱーくの『アイデンティティ』という曲です。

要約すると頑張る人を応援する曲。

「苦手を克服出来たなら偉いって褒めてあげるの」とか「報われない努力にも出会うけど抱きしめてあげるの」とか。僕が今人生を頑張らなきゃいけないタイミングなこともあって完全に自分事としてこの曲を聴いてしまっていて、今日のライブで流れた時もボロボロ泣いてしまった。

というか『素顔のピクセル』→『アイデンティティ』っていう組み合わせ、完全に自分を狙いに来ていると思う。ここのせいで腕触れないし声も出せないぐらいに泣いたんですよ。

 

今日のMCの話なんですけど、野中ここなさんが話してた「もしかしたら日々辛いこともあって、立ち止まっちゃって蓮ノ空のみんなとは少し横並びじゃなくなってしまう人もいるかもしれないけど、そんな時は私たち12人が引っ張ったり背中を押すから安心してください」っていう言葉が凄く印象に残ってます。

上の創作についての話とも少し関係するんですけど、僕はこの作品を自分の中で永遠にする為に一番必要なことって「作品に影響を受けた自分がずっと続いていくこと」だと思ってます。なんというか「あの作品があったから今の自分があります」って未来の自分が言う感じのイメージ。

僕はそういう作品が一つ明確にあって、それは『安達としまむら』です。体育館で一緒にサボっている安達と一緒に前に進むためにしまむらが「一緒に授業を受けて二年生になった方が多分楽しいよ」って言って安達を授業に連れ出すシーンがあるんですけど、僕はその台詞のおかげで労働が出来るようになったと思ってます。そんなんでいいんだ、みたいな。

 

そういう考えは7月ぐらいからずっと考えてて、だからその第一歩として一人暮らしを始めようとした、みたいな感じです。今はちょっと状況が止まっちゃってるんですけど。

ある意味僕は蓮ノ空という作品に対してそういう風に期待をしているんだと思います。だからいわば作品との境界ともいえるキャストの方から自分が蓮ノ空に対して込めた期待に対して「安心してください」って言ってくれたのはたまらなく嬉しかったです。

作品と会話が出来ているみたいで。

 

これはDay1の時の話なんですけど、自分の席の真横のところでトロッコが止まってくれまして。

スリブ組が乗ってたんですけど、自分の隣の席の方が梢推しでかなり分かりやすい恰好をしていたこともあって、明らかなファンサされてたんですよ。

流石にあの距離だったら真横に居た自分も目には入ってるんだろうなって考えて、応援している対象から自分の姿が認められることって明らかに嬉しいことだよな、って思いました。

 

それが昨日の出来事で、今日のMCでの楡井希美さんの話なんですけど。

「皆さんが応援してくれているから私たちはここに立てています」っていうことを言っていたんですけど、昨日のそういう出来事があった後だと、僕たちが貰った愛を認めてもらって、それに対して更に愛を返して貰ってるみたいで本当に嬉しくて思わず泣いてしまった。

正直どこの世界でも聞くような言葉ではあるんですけど、それってどこの世界でもゆるぎない真実だからだったりするのかなとかちょっと思った。

 

自分なりの言葉で「好きです」を伝えようとしている相手から「伝わってます。聞こえてます。そんなあなたの事が好きです」と返された感じ。

HoneyWorksの『ファンサ』って曲があるんですけど、あの曲のっけで「気のせいじゃない 目は合ってるよ」って歌詞入ってくるの凄すぎませんか。

勇気とか前に進むやる気みたいなものをたくさん貰えた気がします。

 

ニジガクの4thライブの時にも思ったことなんですけど、あの人達も人間なんだよなとか、ライブの時の会場ってペンライトの光がそこら中にあって凄く綺麗なんだよなとか。

もしあれが全部消えたら真っ暗で相当不安なんじゃないかみたいな。そう考えると自分達にも明確に価値があるのかなって。道を見失わないように灯りを灯してるみたいな。

そんなことを思ったので、ライブの帰りにレターセットを買うなどしてみた。

 

突然キャラクター側の話になるんですけど、僕は日々の生活品の中にオタク要素を溶け込ませることはあんまりしないようにしてます。リュックにキーホルダー付けたりとかみたいな話ね。

自分の好きなものって別にそんなにアピールする必要ないだろ、みたいに思ってるので。

でもこの二日間でちょっとだけ思ったことがあって、僕がそういうものを使っていたらそのキャラクター達は喜んだりするのかなって。

僕は間違いなく彼女達のことが大好きなんですけど、それが分かりやすい形で伝わらないと彼女達を不安にさせてしまうかもしれないな、とか。

多分今後も付けることはないと思うんだけど、こういうことは頭の中に入れておいてもいいのかも。

 

こういう感情も後で読み返せるように残しておかないとすぐにどっかに消えちゃうんだよなぁ、と思うとすごく勿体無いと思ったので、今こうやって長めの文章書いてます。

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ、本当に大好きです。愛してます。

2023/10/22 Re日報(蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ)

昨日と同じ形式のやつです。

 

13:11

マジで率直に言うんですけど、福岡の街に全くトキメキを感じなかったので蓮ノ空福岡Day2の当券を買ってしまった。

自分かなり無駄なことしているという自覚があるが、まぁこれは勉強代で良い気がする!

福岡、2泊もいらねぇ!という訳で今は電車内です。

 

13:57

人の通話を聴きながら小倉に向かってます。

博多から遠すぎるんだわ。

 

今日はちょっとだけミリシタの話します。

メインストーリー、七尾百合子ちゃんの回まで読みました。この子の回、出てくる女の子が違う方面に対してマニアックで妙にオタク女子の解像度高かった気がする。

七尾百合子ちゃん、ちょっとニジガクの優木せつ菜ちゃんと方向性が近い気がする。

音MADで「イきます!」とか言ってるやつ、正直どういうシチュエーションなのか全く想像出来てなかったんですけどちょっと繋がってきたかも。いやだからってあの使い方は良くないよ。

 

20:00

ライブ終わって今は博多に向かう電車に乗ってます。

窓が広くてシートが横向きなので車窓が楽しい。

ライブGPやるので後で続き書きますね。

当日券、どうせ当日券の時点でかなり後ろの方になるのは確定なんで買うにしても後方指定席でいいと思いますよ!後ろから4列目てお前!

 

21:53

夜の中洲楽しすぎてビビる。博多が代表面してるの罠すぎる。

昼頃に通話で聞いたんですけど、福岡は夜が本番っていうのマジだなって思いました。

博多が代表面をしていることと夜が本番であることが二重で罠になってる。

 

23:19

中洲の屋台でから揚げをつまみにビール飲んだ後、考えなしに博多駅まで歩いて、ネカフェに泊まるためにもう一回中洲周辺まで戻ってきて、今ネカフェで記事を書いています。

馬鹿じゃないのこの人。

ネカフェに泊まってるのって三日前ぐらいに突然延泊を決めたから宿を予約してないっていうのもあるんですが、ライブ終わった後って文章書きたくなるよなって思ったのでこれ実は正解のムーブじゃないかって思ってます。

少なくてもカプセルよりはこっちのほうが自分は幸せかも。飲み放題も付いてるし。

あと決まった予定が無い状態で歩く夜の知らない街ってすごく気持ちいいと思うんですよ。

 

23:30

ちょっと心臓止まりそうになる出来事あったんですけど色々考えると大丈夫な気がしてます。

 

23:45

さてライブの感想です。といっても昨日ほどは流石に書くことないよ!

 

・昨日とだいたい展開は同じでした。もしかしたらストーリーテラーが花帆じゃなくてさやかや梢になってたりするのかな… と思ったんですけどそんなこともなく。

これならまぁ今後も無理なく行けそうな時だけ行けばいいなぁという気持ち。

とりあえず地方公演まで足を運ぶことはしなくても良さそうだと感じた。

 

・野中ここなさん、最初のMCで「好いとーと♡」言った後マジで真っ赤になってて可愛かった。

ラストのMCでは「さやかちゃんと会話をして~」とか「活動記録を読み直してさやかちゃんの心情を想像して~」とか言っててとても良いなぁと思った。

 

・今日は昨日よりちょっとだけですけど、目の前の光景を楽しめていた気がします。

水彩世界とかReflection in the mirrorの時点でも色々思い出してうるうる~!

 

・1日目の時もそうだったんですけど、Fes×Live曲のカメラワーク相当凄かったですね!

DEEPNESSとか完全再現でしたよ!3D生配信ライブを毎月やっていることが完全に繋がった感覚!

 

・流れでまた褒めます!相変わらずDEEPNESSが凄すぎる!

作中で明確に「難しい曲」として扱われてて実際に他の曲とは一線を画するようなキレキレの振り付けになってるんですけど、マジで完全再現でした。あの裏側にあるであろう練習を想像すると胸が熱くなってしまう。

4人で千手観音みたいになるところ本当に凄い。今回のライブのベストバウト決めるなら間違いなくこの曲だと思うし、人に蓮ノ空のライブを紹介するタイミングがあるとしたらこれを見せると思う。明確に蓮ノ空でしか出来ないことであると言える気がする。

あとやっぱりこれを別曲の衣装でやってるのがかなり良いんですよね。特にスリブがホリホリのスカート衣装でやってるのがメチャクチャ好き。なんか昼は普通の女子高生で夜は戦闘部隊みたいな感じする。

来月でこの曲が生まれてから1年ですけど、めぐルリは加わるのか。

これ後で固有記事書くときに書くことなくなりそうだから曲系の話はここでいったん締めます!

 

・リンクラ活動記録12話公開きたああああああああああああああああああああああ

なんか昨日から弊ブログのアクセスが妙に増えた(これ)んですけど、まぁ予告画像に映ってる彼女の影響なんだろうなって気がします。

なんか彼女の名前で検索したらあの記事が結構上に居てビックリした。

 

ウルトラジャンプでコミカライズ連載!

蓮ノ空の紙媒体嬉しいですね!キャッチコピーが「青春群像劇」なのも最高!そうなんですよ群像劇なんですよこれ!

ジョジョが載ってる雑誌に蓮ノ空が載るの凄いことですよ!

あとユーフォの武田綾乃先生が原作として関わってる作品とか載ってるんですよね!ぼく蓮ノ空に一番近いものを感じてる作品ってリズなんですよ。

 

 

0:41

日付跨ぐのは禁止じゃない???

 

ありえないぐらい良い写真だと思う。

ミートたけしとときどって同じテーブルに居合わせることあるんだ…

ガチくん優勝めでたい!

 

 

今からライブGP回さなきゃいけないのでこれにて。:

2023/10/21 日報(蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ)

今日は福岡県の小倉に来ています。

『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』のライブが開催されるのです。九州は初上陸。

たまにはみんながやっているような日報形式の日記を書いてみようかな… という気持ちで、今ライブ会場で開演を待ちながら文章を書いています。


16:29

↑のようなことを思い立ったのがついさっきなので、この時間からです。

今は待ち時間で本当にやることがないので、ここまでの時間に思ったことを思い出しながら書いてみようと思います。


in新幹線

東京から小倉までは新幹線での移動でした。

福岡、遠いです。5時間かかりました。

移動中はミリシタのストーリーを読んでました。それなりに言いたいことはあったんですけど、流石に別の記事にさせてください…

あとリンクラ12話の予告に沙知先輩映ってて流石にビビり散らかしてしまった!ついに来るんだな!!!


小倉着

なんか駅の着メロが『銀河鉄道999』で感動してしまった。

ライブ会場の駅に着いた時に同じ目的っぽい人達が疎に散見されるの、街に溶け込むカラーギャングみたいでちょっと好きなんですよね。

あと僕の好きなコンテンツって結構な割合で「身の回りで好きなのが僕だけ」みたいなことが結構あるので、自分が好きな作品を好きな人達ってこんなに居るんだなぁという気持ちになったりします。


ライブ会場周辺

事前物販の時に存在知らなかったんですけど、ライブグッズの中に「ポラロイド風カード」なるものがあって1枚買ってしまった。トレーディング商品なんて間違いなく沼なのに!

僕このコンテンツのことをアルバムだと思ってる部分があるんですけど、このグッズド直球すぎる。

これライブことに買ってファイリングしたら後に見返す時多分かなり感慨深くなる気がします。


16:50

蓮ノ空、他のラブライブシリーズとは少し距離を空けて進行しているように見えるんですけど、ライブ始まる前の広告とか流す部分でも他のシリーズのものが殆ど流れなくて凄い。

ニジガクの時はAqoursとかスパスタとか色々流れてましたよ。


あとさっき「アナウンスに間違いがありました。キャストのお見送りがあるとか言ったけど無いです」という旨のアナウンスが流れました。

そんな間違いあるんだ…


16:55

ぶっちゃけまだ書けることあるんですけど、5分後に開演するのでもう文章に起こす時間が無い!

流石にちょっと震えてきた!


16:57

まもなくの開演です!電源切りますね!


20:11

今小倉から博多まで一駅だけ新幹線に乗ってます。ネタ以外の目的でそんなことやることあるんだなぁという学び。

自由席で買ったんですが座れなかったので通路に立ってます。正直これも割と楽しい。


20:39

博多の街を徘徊してます。


21:05

さてご飯だ!と思って極みや本店行ったんですが、ラストオーダーの時間を過ぎてしまったので入れませんでした;;


21:10

予約してあるカプセルホテルに向かうべく地下鉄の駅に来ました。


22:38

めっちゃ時間飛んだ。

カプセルホテルの近くにあるお店で博多ラーメンを食べました。290円て。

で、今ようやくカプセルに着いてキャビンの中で人の通話を聴きながら文章を書いてます。


ライブの感想なんですが、きちんとした記事は明日以降に書こうと思います。

今はとりあえずの感想として少しだけ、かつネガティブな感情もここで消化しちゃおうと思います。

 

・みらくらぱーく!に救われた

なんか隣の人がずっと凄かったんですよ。ことあるごとに声上げて泣いてた。

で僕はというと涙の一滴すら出なかったんですよ(幻耀夜行はちょっとウルウルしちゃったんですけど)。


考えてみるとライブの時の気持ちの置き所ってどういうのが正解かよく分かってないんですよね僕。

僕はライブを一つの作品として構成の意図とかを色々考えて楽しんでいるような節があって、ライブ中よりライブ後に感想を言語化している時に感動や感心をするようなことが多い。

でライブ中は結構目の前のこと以外を考えちゃったりするんですよね。今そこにいる自分とは別にもう一人の自分が居て、色々冷静になっちゃう感じ。ADHD傾向によるものだと思うので冷静ではないかも。


でもその隣の人は間違いなく目の前の今を楽しんでいて、ライブって名を冠する以上はそっちが正しいんだろうな…とか思っちゃったんですよ。

俺って結局ライブを楽しんでいるんじゃなくて言語化を楽しんでるだけなんじゃないのかとか思ってしまったんですよ。

蓮ノ空、本当に人生みたいなコンテンツなので楽しいこと以外のこともたくさん考えさせられちゃうんですよね。そこが愛しいんですが。


みたいな少しナーバスな気持ちでしばらく曲を聴いていたんですけど、みらくらぱーく!の『ド!ド!ド!』が流れた時に気持ちが急に上振れました。

みらくらって蓮ノ空の中だと珍しくひたすら楽しいだけの曲が多くて、コーレス曲も圧倒的に豊富です(というか蓮ノ空はみらくらの曲以外はコーレスがほぼ無いと言っていいと思う)。

それならこっちも目の前のことだけを見ていればいいのだ!と思って、ここらへんからは声出せそうなところでは声を出すことができるようになりました。

難しいことなんか考えなくて良いんだなぁと思えた。


同時に、みらくらぱーく!というユニット、及び大沢瑠璃乃とは何なのか、みたいなことに対して自分の中で納得のいく言葉が思いついた気がする(結局言語化しようとしてんじゃん)。

大沢瑠璃乃さん、正直現状蓮ノ空でぶっちぎりで未熟な存在と言えると思ってます。ぶっちゃけ10話における振る舞いだったり言動って自分の中であんまり許容出来るものではなかった。

で、ユニット相手の藤島慈さんって対称的に蓮ノ空の中で一番大人で、周りのことを常に考えて「自分が集団の中でどうあるべきか」みたいなことを意識して行動出来る人だと思ってます。それに関連して天才と秀才の綴理と梢を年相応の高校生として扱ってあげることの出来る数少ない存在だという風に解釈してます。他のモブ、明らかに二人のことを神様にしてしまっている(ここら辺の話めっちゃしたいので今度別で書きます)。

では藤島慈が年相応になれるのっていつなのかなって考えた時、それは子供の心をずっと残し続けていて、慈を追いかけて蓮ノ空に入学してきたルリちゃんと一緒にいる時なんじゃないかな… って思った。


僕は蓮ノ空の各ユニットに対して抱いている言葉のイメージがあります。

スリーズブーケは「継承」とか「蓄積」のイメージ。『水彩世界』や『素顔のピクセル』って積み重なっていく日常を尊いものとして扱う曲だし、この二人はクラブに受け継がれてるスクールアイドルノートに作中で触れる存在だし。

DOLLCHESTRAは「革命」だと思っています。伝統の「呪い」の部分に対して抗うユニット。4話のさやかちゃんとか見てるとそう思う。過去を大事にしないみたいな話ではなくて過去や前例に縛られない的な話ね。

で、みらくらぱーくって何なんだろうってことを今まで掴めなかったんですけど「不変」辺りなのかなって思いました。二人の関係性って子供の頃から変わってないし、高校生になっても一緒にいるぐらいだし今後も一緒にいそうじゃね?的な。ルリちゃんの成長も今後描かれるのだろうけど、それでも二人の関係性は子供の時と変わらずに並んで歩いていくのだと思いますよ。


・彫刻みたいなライブだった

無駄が一切無かった!マジであっと言う間に終わってた!

なんか押し付けがましい感じがなかったんですよね。約半年間の蓮ノ空のアレコレを振り返るような内容になっていて、あくまでも個々人が見てきた蓮ノ空を思い出させるような内容になってたと思います。

ストーリーを丸ごと見せて「これはこうだったよね!感動したよね!」とかじゃなくて、一部の台詞を抽出してた感じ。

上でも書いたんですけど蓮ノ空って全体的にアルバムのような作品性だと思ってるので、思い出のフックとしてカードイラストとかを使ってくるのもかなり良かったです。あと僕もああいう映像やりたいと思ってます…

花帆がアルバムを捲っているような印象でした。明日以降は別のメンバーになってるのかな。


個人的に「こうなったら嫌だな…」と思ってた展開として、リアルライブの内容がストーリー本編に正規のイベントとして組み込まれるというのがありました。高校生が県外三公演のライブツアーなんか流石に出来る訳ないので現実味が大きく薄れるし、それはなんか寄せてきてるだけでリアル感とは違うと思うんですよ(金沢の駅前でやるのは現実味あるの?って言われそうなんですけど個人的にはこれは11話の梢先輩の話で結構腑に落ちてます)。

で、実際にどうだったかっていうと、慈の配信の中で福岡への遠征触れられたり、公演の中でもキャラクター達視点で今日のライブについてを話すパートもあったんですけど、正直無視しても良いものだと思いました。そのパートも想定よりかなり短かったし。

蓮ノ空のコンテンツ性でそれ言うのなんかズルい気もしなくもないけどだってそんなん言ったら樋口楓との共演とかそうじゃん… 実際にあったこととして扱ってもいいし、違和感があるならフィクションとして扱っても良いんじゃね?ってスタンス。メインストーリーやカードボイスで触れられてこないならまぁただのファンサービスで良いんじゃねって感じ。

なんかいい意味で2.5次元って感じのライブだった気がします!どちらが極端に主張してくる訳でもなく。


終わった時の気持ち、小気味の良い洋画を見終わった時に似てた。なんか体が軽くなる感じで、駅に向かう時の身体も気持ちフワフワしてました。良い意味でスルッと抜けていく感じで引っ掛かりのないライブという感じです。

でも明らかにDEEPNESSの確定演出だったところで水彩世界始めたのは流石にかなり変な構成だったぞと思うぞ!

 

・『銀河鉄道999』と縁のある小倉で星空のイメージが強い『眩耀夜行』を聴くの、すげぇ良い

 

・『DEEPNESS』のキレキレのダンスを完全再現しててマジで凄かった!

あと曲の専用衣装以外でやるの、今までより余裕が出た感じがあって良かった。撫子祭のライブは「やってやるぞ!」って感じだったのであれは戦闘衣装みたいなイメージがあります。

もうシラフでやれるんだな的な。

 

・『残光』の時の花宮初奈さんが良すぎた!髪型だったりパフォーマンスから伝わる束縛感。

ライブの時特有のあんまりイメージが分からない曲に一気にイメージがつく感じのアレ。

 

・銀テ配ってるスタッフさんがいて、自分もまぁ欲しかったんですけど勇気が出なくて「俺はいつもこうだなぁ」と思ってたんですけど、配りに来てくれました。人生初の銀テです。

俺は人の優しさに生かされている。

最近僕ヤバを全巻読んだんですけど、市川が自分すぎるんですよ。本当は欲しくてたまらないのにどうせ手に入らないから嫌いになる理由を探している。

 

何が少しじゃボケ!てめーそういうとこだぞ!

ライブGPやらなきゃいけないのでもう筆を置きます!

バイめぐ〜〜〜!!!

 

俺kaikityou垢では絶対に蓮ノ空の話をしないって縛りがあるんですけど、割とその反動だろこれ!

2023.10.18

ここ最近は毎日就活をしています。

そうです、多分明文化してなかったと思うんですけどもう一回就活をしています。

ただ前に少し記事を書いた時とは少し事情が違っていて、気持ち的には比較的プラスに考えています。

 

1か月前ぐらいからずっと「就活をしなければいけない」という状況ではあったんですけど、先週ぐらいになってようやく本格的に進める気が起きました。

応募してる企業の情報とか選考状況をまとめるスプシを作ったのがファインプレーだったように思う。普段からよく見る場所(インターネット)に仕組みを作ってしまえば自分事になるみたいな感じ。

あと初めて自分から選考辞退メールを送りました。よく考えたら別に行きたくねぇな的な。

 

今週は今日以外何かしらの予定があって、今日は何にもない日だったのでずっとゴロゴロしてました。やったことと言えばメゾンド魔王とkindol本を読むことと昼寝ぐらい。

流石に非生産的すぎて罪悪感が湧いてきたので今ブログを書いている次第。

そういえば今週末に福岡に行きます。楽しみです。

 

最近プレイしたゲームなどのご紹介です。

・メゾン・ド・魔王

魔物が住むマンションを経営するゲーム。

ポップな感じの見た目と配合強化で強くなっていくシステムが好きでここ2日ぐらいずっとこれやってました。

今日いったんクリアしました。多分2週目はやらないです。

 

・スイカゲーム

流行ってるアレ。

「スイカを作る」っていう明確な目標がありつつも、正直作れないことの方が前提って程度の難易度なのでゲームオーバーになった時に萎えづらいんですよね。だからついついやりすぎちゃう魅力がある。

3000点超えるの無理じゃない…?

 

・プロセカ

最近またインストールしなおしました。

なんか僕が始めたのと同じぐらいのタイミングで自分の観測範囲でもプロセカ再ブームが来てて面白かった。

ニーゴのメインストーリーとキーイベを読み終わりました。ネガティブに対して深掘りすることで自分を探ろうとするのが凄く良かった。

えななんがメインのイベストは本当にザクザク心に突き刺さりますね。身に覚えがありすぎる。

 

・ミリシタ

さっきインストールしました。異次元フェスに向けての予習の為にもね。

やたらとローディングが挟まって正直現状印象があまり良くないですね…

後でメインストーリーを読んでみようと思います。

 

 

終わりばりばり。

【布教?】『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』の好きなところを書く2 in 20231015

ここ4か月ぐらい、マジでずっとこのコンテンツのことばっかり考えていた気がしますね。

という訳で前回の続きです!

前回の記事から約4か月経って、当時と今だと色々好きな部分が変わったり増えたりしたなぁと思ったので、改めて今の気持ちとして文章を書こうと思います!

「今はこう思ってるけど後で考えが変わったりしそうだなぁ」という気持ちでタイトルに日付を入れていたのですが大正解だったと思います。

 

前回より深い部分だったり、個人的な意見の要素が大きくなると思います。

既にある程度蓮ノ空が好きな人向けと言えるのかもしれない。

 

また、活動記録(ストーリー)およびカードボイスに関する軽微なネタバレを含むことになると思います!

 

ボイスメッセージ

個人的に核となるメインストーリーと同等ぐらいに重要だと考えている概念として、1つのカードにつき3種類用意されているボイスメッセージがあります。

それぞれカードの入手時、特訓1回目、特訓2回目に聴くことが出来ます。

今までは入手時と特訓1回目のボイスは後から聴きなおすことが出来なかったのですが、最近のアップデートでついに再生機能が追加されました!

 

カードによってまちまちですが比較的長めの尺になっていることが多く、特に長いものだと1分を超えてくるものもあります。

このボイス、カードのイラストに描かれているアイテムに関連したような日常的なものもあれば、キャラクターの深層心理に迫るようなパーソナリティが色濃く現れているものも少なくなかったりします。

他にもメインストーリーの内容を更に深掘りするような内容のものもあり、自分自身ストーリーを読むだけだと「あれ?なんでこうなってるんだ?」と感じたものがカードの方で深掘りされていた経験も何度もあります。あの時の掌で踊らされている感は堪らないですね。

 

あと個人的に重要だと思っている点なんですが、他のソシャゲのような「コミュ」とか「サブストーリー」ではないので、基本的にキャラクターが一人称で喋ることになります。

テキストも存在していないで本当に音だけで読まされるので、受け取り方はかなり個人に委ねられるんじゃないかと思います。

 

色々な種類のボイスを聴いていくと「そのキャラクターがよく使う語彙」だったり「ストーリー中では色濃く描かれてはいないけど好きなもの」みたいな個性をなんとなく掴むことが出来ると思います。

例えば綴理先輩は比喩表現で水に関連した語彙をよく使ったりとか、梢先輩は猫に対しては強い執着心を持っていることが感じられたりします。さやかちゃんは全体的に話が長めです。

中でも綴理先輩のボイスは全体的にかなり個性が現れていてオススメです。夕霧綴理のような、ともすれば「不思議ちゃん」として記号的に扱われかねないキャラクターの感情を内側から覗けるのって結構貴重なことだと思ってて、それ自体が蓮ノ空らしさの一つと言っても過言ではないように思っています。

夕霧綴理の実在性、蓮ノ空のキャラクターの中でも随一だと思います。

 

現実のカレンダーと連動して話が進んでいくというコンセプトを持つ蓮ノ空らしく、このボイスもカードの実装時期やイラストで描かれているイベントによっておおよその時系列を想像することが出来ます。

当然のことながら時間が進むことによる心情や環境の変化はボイスにも現れていて、特に夕霧綴理のUR[チェリー♬ピクニック]SR[薫風の調べ]を経た後に聴くUR[DEEPENSS]のメッセージは蓮ノ空の物語の中でも最上級のカタルシスを感じられるものだと思っています。気になる人はなんとかして聴いてみてください。

いずれのボイスもほぼリアルタイムで聴くことが出来ていた自分としてはDEEPNESSの排出時ボイスを聴いたの感慨深さは尋常ではなかったですね。ずっと僕の心を動かし続けている蓮ノ空ですが、一番心が動いたのはあの瞬間だった気がします。

 

個人的にはこのボイスを聴くのと聴かないのでは蓮ノ空から得られる体験は全然違うものになってくると考えています。ディティールへの理解が違いすぎる。

なんなら僕はリンクラのメインコンテンツはボイスを聴くことだと思ってすらいます。蓮ノ空にとって大事な「実在性」を強く補強するのはこの部分。

僕は『serial experiments lain』の断片的な記録から繋がった物語を想像していくゲーム性がかなり大好きだったので自然と受け入れられたというのはあるかも。

 

僕は自分のゲーム内で聴かないとなんとなく他人事に感じてしまって印象に残らないと感じているので、出来る限りYouTubeに上がっている動画等ではなく自前でカードを入手して聴くようにしています。

ただこれ、ハッキリ言って長続きするとは思えないので抵抗が無い方は「推し」的な概念を採用して範囲を定めた方が身の為だとは思います!

ちなみに僕はその概念に抵抗があるので出来るだけ今の状態を続けていきたいですね!低コスパ人間!

 

余談ですが、蓮ノ空の楽曲は作中において誰が作曲や作詞を担当したのかが明確にされているパターンが多く、そのヒントがボイスに隠されていることも少なくないです。

他の方による記事なのですが、かなり力が入っているので是非!

配信活動

前回の記事でも少し触れたのですが、蓮ノ空の大きな特徴の一つにアプリ内の独自プラットフォームを介して行われる配信活動の存在があります。

毎週だいたい月曜日、木曜日、土曜日の週三回行われています。内容は雑談配信を主として、実在の商品名だったり作品名も登場したりすることもあって、キャラクターが実際に我々と同じ世界の中に生きているような感覚を高めてくれる媒体の一つです。

時々、現在進行形のストーリーとの連動性を重視した配信なんかもやってたりします。次の日に更新されるストーリーで初登場するキャラクターが予告的に配信内で登場したりみたいな。

 

この生配信の特筆するべきこととして、ストーリーで展開されている世界観やキャラクター性がそのまま地続きで繋がっているということが挙げられます。

 

この配信の中では「今皆にお披露目している曲」として各ユニット3曲ずつが紹介されるのですが、ここで紹介される曲は全て毎月末に行われる生放送ライブ「Fes×Live」で披露されたことのある曲です(6/8時点)。

神視点で見た際にはCDのカップリング曲やストーリー中のライブで披露された曲が他に存在していたのですが、それは「リスナーである我々が観測出来ない、もしくはまだ作品内世界に存在しない曲」として扱われていることになります。

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ (らぶらいぶはすのそらじょがくいんすくーるあいどるくらぶ)とは【ピクシブ百科事典】

上はpixivの大百科内での記述なんですが分かりやすく纏まっていると思います。

別に公式がこう名言している訳ではなくて、キャラクター達のロールプレイを守る為に我々リスナー側が最大限努力するとこうなるよね、という話です。

まだ我々に披露していない曲の存在を示唆するようなコメントをすると「なんで君たちがその曲を知っているの?」ということになる訳ですね。

 

細かいことではありますが、授業の終わった後の夜だったり夏休み中であっても制服で配信していることについてもきちんと説明がされていたりします。

モデルの都合とかで片づけてしまわずにきちんと設定として盛り込んでくるの偉いよなって思ってます。

 

そんな力の入った蓮ノ空の配信ですが、その中でもいくつか特にオススメしたいものをご紹介したいと思います。

 

【2023/8/12】合宿ラジオ


ストーリーの中で海に合宿に行く回があるのですが、その夜に綴理先輩が梢先輩の別荘から音声のみという形で行った配信。いわゆるストーリー連動系です。

綴理先輩の部屋に代わる代わるスクールアイドルクラブのメンバーがやってくる楽しい配信です。なんとなくいつもより声も高くハイテンポで話す綴理先輩が可愛い。

音声だけということもあって想像力を搔き立てられるのがお気に入りポイント。ベッドの上で寝転がって配信している綴理先輩の姿であったりとか、その隣に座る梢先輩であったりとか。

この合宿にはクラブ復帰前の藤島慈も事情により一緒に同行しているのですが、梢先輩が他メンバーに声をかけに行った際に慈だけお風呂に入っていた為に慈一人だけ配信中であることを知らずに部屋に入ってくるのが面白い。

普段慈が配信やストーリー中で見せてくれる姿とはまた違って友人との日常的な絡みという感じが溢れ出ていてとても良いです。

 

あとこの配信についての話だとちょっとメタい部分についても話したいことがあって、この時期、日野下花帆役の楡井希実さんが長いこと体調不良で、この回についても花帆だけは参加していないんですね。

そのことについて配信内だと「花帆は疲れて寝てしまった」という体で話が進行していて、あくまでもキャラクター側の都合として処理されています。

こういう感じで世界観の破綻みたいな部分についてのケアをしっかりしてくるのも蓮ノ空は特徴的だと思います。

Twitterに上がってる4コマ漫画の中でもそういうことがありました。1話の中で「週に1本のみ」とされていたバスに乗っているシーンが何回もあることについてのケアです。

https://twitter.com/hasunosora_SIC/status/1677150442936229888

 

【2023/9/7】本のお話がした〜い!


読書の好きな日野下花帆が好きな本を紹介する配信。

実在の作品名がバンバン出てきます。紹介される作品は『ダレンシャン』『クロニクル 千古の闇』『シティーハンター』『創竜伝』『心霊探偵八雲』『レディ・ガンナーの冒険』。他にも話の流れやコメントを読む流れで出てくる作品名がいくつかあります。

花帆は別の配信で『ハリーポッター』を始めとするファンタジー作品が好きであるということは言及していて、その流れで出てくる作品としてしっくり来るものも多いですね。『ダレンシャン』は小学校の図書館でハリポタと一緒に並んでることも多いし、クロニクルも海外発の児童向け小説という点で同じカテゴリと呼べそうです。

 

上で名前が出てきた作品群の中でも特に『シティーハンター』は異質に見えると思うのですが、配信内では花帆がどのような経緯でこの作品に出会ったのかも語られていて、花帆の母親たちがテレビで観ていたのを横で見ているうちに好きになったそうです。

創竜伝』についても似たような経緯で、花帆が学校の図書館で借りた『銀河英雄伝説』を読んでいるのを見た母親が作者繋がりでプレゼントしてくれたそうです。家に全巻あったのだとか。

これらのエピソード、花帆の家族仲が良いことが感じられて大好き。花帆は母親の勧めで蓮ノ空に入学するのですが、それについての会話が描かれたストーリーの一場面も言葉だと何とも形容しがたい愛に満ち溢れていて大好きです。僕は蓮ノ空はメインとなる6人だけではなくてそれまで関わってきた全ての人々が居て成立する物語だと思っています。綴理先輩以外の5人は何らかの形で家族の話が出てきています。

また、花帆は幼少期には身体が弱くて家の中で遊ぶことが多かったと劇中で語られているのですが、そんな花帆が読書好きであることもそもそも繋がっていると思う。花帆に対して少し過保護な日野下両親が家に居ても退屈しないように本をたくさん買ってきてくれたんだと思うと心が温まる。

 

花帆の読書絡みの話だと僕は他にも好きなエピソードがありまして、それは「【2023/4/23】日野下花帆の個人配信!」の中でハリーポッターについて語る部分です。

一作目『賢者の石』の冒頭で「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」の呪文を上手く使えなかったロンが後にその呪文を使ってハーマイオニーの危機を救うこと、そして二作目『秘密の部屋』で何気なく同じ呪文を使うことに対して「出来なかったことも出来るようになるんだなぁ」と感動を覚えたエピソードが語られます。

『秘密の部屋』を見てるときに"ロンがウィンガーディアム・レヴィオーサを何気なく使う"ということに感情が動くの、相当に感性の豊かな方だと思うんですよね。少なくても僕は言われるまで意識すらしなかった。

 

また、この配信と直接関係のあるものではないんですが、日野下花帆は別の配信で二回ほど石川県立図書館について言及していたことがあります。

一つは「【2023/7/24】蓮ノ空1年生の会!」です。もう片方は別の配信のAfterなので聴ける方はアプリ内で聴いてみてください…(多分6/8配信のAfterだったと思う)

この石川県立図書館という施設は2022年にオープンしたばかりの大きい図書館で、まさにハリーポッターに出てくるホグワーツの図書館のような場所。僕はここを花帆が痛く気に入っているのってかなりの納得感があるんですよね。

本当に全部が繋がっていると思う。凄い。

 

そしてこの配信、蓮ノ空の個人配信の中で最長の29分!(次点は加入前の藤島慈がYoutubeLiveで配信していた25分)。

「おしゃべりが好き」な花帆が好きなものの話をした配信で最長時間を更新しているのメチャクチャ良い…

そして「誰かの話を聞くこと」が好きな綴理先輩と花帆が相性良いのも説得力がある。本当に本当に全部が繋がっていると思う。凄すぎ。

 

僕自身、この配信は全配信の中でもトップクラスに好きです。好きな人の好きな話を聞くのって幸せじゃないですか。

この配信に限らず花帆の配信はひたすら楽しそうな感じがあって全部オススメです。

 

【2023/5/13】お悩み相談室

乙宗梢先輩が視聴者の悩みに答えていく配信。

地味に梢先輩個人だと初配信です。

 

僕はこの配信での梢先輩の回答はどれも「誠実である」と感じていて、流しの回答ではないという印象があります。

「自分に才能が無くて困っている」という話に対しての「自分はバレエは得意ではないと感じているが、一万時間の法則に当てはまっているからバレエが得意であると答えるようにしている」という返答であるとか。

「テストに向けての勉強法」についての「自分は苦手なことを重点的に勉強することで平均点を上げる」みたいな。

相手にその場しのぎの感情的な安らぎを与えるのではなく、自分ならばどうであるかということを理論付きで参考例として与えるのがとてもそう感じてます。

個人的に梢先輩ってそういうタイプだと思っているのでかなり納得感があります。この人はどちらかというと論理で戦う人だと思う。

 

また、今となっては梢先輩のお家芸みたいになっている配信終了時の一連のムーブもここが初回で、ただ単にオモシロとして捉えることも出来るんですけど僕は少しだけ違うことも考えていたりします。

梢先輩が「苦手」のことを「得意になる途中」として言い換えるシーンがあるんですが、逆に言えば梢先輩が「得意になる途中」と評したものに関しては要領の悪さみたいなものは自覚をしていて、それに対して努力を怠っていないという見方も出来る訳です。

UR[チェリー♬ピクニック]のボイスの中では付箋を付けて読み込んだスマホの説明書を見せつけてきたりして、きちんと向き合って努力している様子が見られます。

実際梢先輩の個人配信では毎回何かしらのトラブルは発生するのですが、そのトラブルの種類というのは毎回変わっていて、苦手をそのまま苦手としないで一つずつ前に進もうとする梢先輩の一生懸命な様子が感じられます。だから僕はそこをただのオモシロとは扱いたくないなぁという気持ちがちょっとあります。

 

そして本人が一貫して「得意」と主張し続けているお絵描きについては初登場から現在に至るまで全く成長が見られないんですよ。

 

【2023/5/17】めぐ党のみんな、会いに来たよ


まだ物語に本格参入する前の藤島慈がYouTubeで初めて行った個人配信。

クラブに復帰した今はアプリ内のプラットフォームで普通に配信が行われるのですが、当時は普段のスクールアイドルクラブの配信が止まるテスト期間中に慈が別枠として配信を行うというのがお決まりの流れでした。

今回ご紹介したのは一学期中間テストで、YouTubeでは他にもう一回一学期期末テストのタイミングでも慈が配信を行っています。

慈の個人配信は全体的に蓮ノ空でも随一のクオリティを誇っていると思います。

 

これも言語化がかなり難しいので実際に見て頂くのが一番だと思うんですが、あまりにも実在の配信者なんですよこの子。多分記号的でキャラクターチックな特徴を過剰に表現してこないのが肝なのだと思っています。

VTuberガチ恋的な部分を2.5次元的な中の人ベースではなくてキャラクターベースでやってきていて相当凄い。自分が可愛いことを自覚しているキャラクターが本気でそれを武器として使ってきてドキドキが止まらない!

 

個人的にはこの配信がスクールアイドルクラブとは別軸で動いていたっていうのは蓮ノ空全体のストーリーを見た時に結構大事なことだと思っています。

どうしてもストーリー上でメインとして描かれるのは作品名にも名を冠するスクールアイドルクラブにその時点で所属しているキャラクター達になってしまうのですが、我々に見える形で描かれていないだけで裏側には様々な物語があるのが当然のことで、そこに至るまで異なる物語を歩んできた6人が偶然交わった場所がスクールアイドルクラブである、という風に考えています。

関係性や脚本ベースで動いているのではない一人一人の人間が別々の歩みをしてきたからこそ出る深みは蓮ノ空にとって重要な部分だと思っています。全員が主人公の群像劇。

そういうことを考えた時に、クラブの活動とは関係なく活動していた藤島慈がクラブの活動に合流してくるっていう構図が僕は好きです。唐突な存在ではないからこその色々な納得があるという印象です。

 

各情報が断片的である

この記事において最も主観が入る部分はここです!

 

前提として、蓮ノ空においてのあらゆる発信は基本的に断片的なものです。

ストーリーだったり、配信だったり、カードのボイスだったり。

流石に一番軸となるのはストーリーで、配信やカードのボイスは基本的には補足やキャラクターのパーソナルな部分の深掘りに徹しています。

他のソシャゲでもカードごとに別々のコミュが設定されていることが殆どですが、それぞれが統一された具体的な時系列を伴っていることだったり、キャラクター自身が配信内で自身の体験として各エピソードを語る等、蓮ノ空のそういう部分は他の作品よりも更に一本太い軸が通っているという感覚があります。

 

そして僕はそれらの情報が統合されたものとしてはなく、別々のタイミングで出てくることに価値を感じています。

答えを直接渡してこない感じのイメージです。何を言っても否定されないというニュアンスが僕の中で強い。もしかしたら公式も意図していないけど偶然繋がっているように見えるというパターンもあるのだろうし。

人によって受け取り方がかなり変わってくる作品なんじゃないかと思っています。僕が蓮ノ空において最も好きな部分であるとも言えると思います。

そして二次創作をやる人間ってそういう事象同士の繋がりを見出すのがかなり好きな人種だと思うので、そういう意味でこれは僕達向けのコンテンツだと思っています。

 

例えばなんですけど、綴理先輩ってFes×Liveにおいてステージを出ていく際に深いお辞儀をすることが多いんですね。

他のメンバーはしないことが多く、したとしても少し頭を下げる程度。少なくてもここまで深くお辞儀をしたことがあるのは綴理先輩のみ。そのことについて他メンバーから触れられたことは多分ないはず。

 

これ、僕は観客に対してのお辞儀というよりはステージに対して向けられているものだと解釈してます。

綴理先輩のカードのボイスを聴いていくと物に対しても人と同じような接し方をしているようなものが複数あります。ルービックキューブだったり100円玉だったり。

SR[春色ニューデイズ]ではドンピシャでステージに対して「またここでライブをやるね」と約束する台詞もあります。

そもそも観客に対しての敬意を表する意味でのお辞儀であれば部長の梢先輩がしている方がしっくり来ると思う。

 

で、綴理先輩が人だけではなくて物に対しても敬意を払う理由ってシンプルに寂しがりだからだと思ってます。

ストーリーの中でも自分の元から離れていきそうになるさやかに対して縋るような素振りを見せたり、SR[雨と紫陽花に唄へば]では「僕を一人にしないでください」という台詞も飛び出したりします。

更に深い話なんですが、綴理先輩ってメンバーの中で唯一家族の存在が一切示唆されていないんですよね。ストーリー中で家が出てきた以上は最悪の事態は起きていないんだろうけど、綴理先輩の過剰に思えるぐらいの寂しがりっぷりとか見てると幼少期に何かあったんじゃないかな~みたいなことは思っちゃう。

僕はこんな感じのことをずっと考えてます。

 

あと個人的に気に入っているのはカードのスキルデザインから物語を考えることです。

リンクラのメインコンテンツは音楽に合わせてカードを使っていくゲームで、それぞれのカードはカードごとに固有のスキルや特性を持ちます。

重要なこととして、各キャラクターにはそれぞれ持つスキルの種類に傾向があります。

例えば花帆ならハートを獲得できるスキル、綴理ならボルテージアップ、慈ならメンタル回復など。

ストーリー内のイベントに関連するカードだとどことなくそれを意識したかのような効果になっていることが多いです。

 

直近で追加された二年生組のカード群なんかはかなり露骨だし、実際話題にもなっていたような気がします。

全部強力な効果と共に何らかのデメリット効果を持っており何らかの意図を感じます。

関係ないけど「○○の舞踏会」というカード名の「○○」に入る部分が各ユニットの在り方を表しているようでかなり好きです。

 

藤島慈がクラブに復帰するタイミングで追加されたカードです。

初期状態だと膨大なコストがかかってしまうのですが、手札にメンタル回復効果を持つカードがあるとその分だけコストを減らすことが出来る特性を持っています。

メンタル回復効果は慈が持つことが多いので、過去の慈のカードが活きることになる特性です。

基本的にこのゲームではメンタル回復効果があまり必要にはならない為に慈のカードは手札の圧迫になりがちだったのですが、このカードの登場のおかげで過去のカードにも価値が生まれたと言えます。

 

藤島慈は1年生の時に事故が原因でイップスになり、約1年間クラブ活動から離れることになります。

イップスの治療方法って色々あるみたいなんですけど、僕はテニプリ手塚国光が言っていた「練習を積み重ねて自分の自信に繋げる」というのがかなり印象に残っています。

ってことを考えた時にこのカードの特性って過去の自分の積み重ねによって背中を押されている感じがあって好きです。

 

で、この効果を最大限に活かすためには同じタイミングで新登場したUR[夏めきペイン]大沢瑠璃乃の手札上限解放効果がかなり重要になってくる訳です。

個人的なイメージとしては慈の今までの積み重ねを一番よく見てきた瑠璃乃が慈本人にそれを見せつけるような感覚があります。

 

書いてて思ったけど僕はこういうのをキチンと創作に落とし込んだ方が良いのでは?

 

諸々

・キャラクター性が深い

個人的には歴代ラブライブシリーズと蓮ノ空が大きく違う部分はここだと思う。

例えば今までのラブライブシリーズって善子の「堕天使」とか、すみれの「ギャラクシー!」みたいな分かりやすい個性とか口癖があるのが多数派で、ライブの時の挨拶でもテンプレート的に盛り込まれていることがありました。

その点、蓮ノ空ってそういう一言でキャラクターを説明出来る記号的な特徴があんまり存在しないように思っています。例えば梢先輩を「筋トレ」とか「機械が苦手」の一言で記号化するのって多くの人にとってはあんまり腑に落ちないんじゃないかと。

目立つ部分はあるかもしれないけど○○系スクールアイドルには出来ないんですよね。各々が等身大の一人の人間として生きていて、だからこそ何が起こるか予想が全く出来ず心を奪われる訳です。

 

ルリちゃんはちょっとキャラクター的な個性の部分が強めですね… 今後の掘り下げに期待してます。

 

・プレイヤーが世界の中に存在しない

「壁になって会話を見守る」とか言われるやつ。キャラクター達は自分達で勝手に前に進むし、会話中に選択肢が出てくることも一切ない。

生配信を観ている時はキャラクター達に対して干渉出来る唯一のタイミングにはなりますが、画面の向こう側の存在でしかないので明確に壁があるんですよね。しかも一人一人に対してではなくてファン集団として扱われます。

視点の差が明確であるというのはこの作品において結構重要な意味を持っていると思っています。ボイス内の自分一人の時の姿、配信のようなファンの我々に対して見せる姿、ストーリー内のスクールアイドルクラブのメンバーと一緒にいる姿の違いに観察してみたりすると面白いと思います。

SR[夏めきペイン]乙宗梢のカードはそれがかなり活きているボイスであると言えます。あと慈は全体的にそういうことを意識した立ち回りが上手いと思っていて、他のメンバーよりもちょっとだけ大人であると感じています。

 

所感

前回「このコンテンツにずっとハマってるとは思えない」とか言ってたんですけど、まだハマってます。ただ当時とは少しコンテンツの楽しみ方が変わったのは間違いないかも。

生放送はそこまで熱心に追わなくなってしまったかも。当時は絶対毎回欠かさずに見てたんですけど、今はギフトだけ送ってアーカイブを聴いていないやつも少し溜まってますね。

今は専らボイスにお熱です。秋カードのボイスが全体的にキャラクター達の成長だったり変化を感じさせてくれるような内容になっていてかなり感慨深いです。子育てをしている時ってこんな感じなのかもなって思いました。

 

蓮ノ空にここまでハマっているのって多分僕が歴代で好きだった色々な作品の要素をほのかに感じられることも理由なんだろうなって思ってます。

刹那的な一瞬を閉じ込めたような作品性は『リズと青い鳥』だし、毎月の月末にボス戦が来るような感覚は『ペルソナ3』。断片的な物語を繋げていくような仕組みは『serial experiments lain』や『じんるいのみなさまへ』のロッカーの日記を思わせます。

あと配信の話題で自分が知っている作品名が飛び出してきたりとか、自分の好きなイラストレーターだったり作家だったりがファンアートを書いていたり推薦文を書いていたりみたいな。

今までオタクとして生きてきた人生がここに全部集まっているような感覚があります。

走馬灯を観ているような感覚に陥るんですよね。蓮ノ空が終わった時、その命は終わってしまう。

 

多分まだ書けることはあるんですけど、また長文になってしまったのでここで締めます!

流石にこの記事の第三弾はない気がする!曲とかストーリーの感想記事は全然書きうるだろうけど!