近頃アウトプット(?)が著しく減ってしまっているので、その練習の一環ということで記事を書くことにした。
そんな事情なので、タイトルにナンバリングみたいなものが付いているけどこれっきりで終わる可能性が結構高い。ご了承ください。
2017年4月投稿のチャー研リメイクメドレー合作。
自分が初めて主催した合作で、2015年の『暴奏』『混沌』以来の2年ぶり、4回目にして5作品目のお許しくだ祭となった。
2011年から6年連続で2年おきの投稿が続いてきたお許しくだ祭シリーズはこの動画を最後に一旦途絶えて、2024年に『反精気』が7年ぶりのシリーズ新作として投稿された。
(と言いつつ、2018年の『十年充電祭』はお許しくだ祭の外伝的な立ち位置として企画したつもりだし、2019年の『こんなところ学園祭』も構造的にはお許しくだ祭と差が無いと思うので、ぶっちゃけタイトルが変わっただけだと思う)
企画したきっかけは2016年初頭ぐらいに「来年お許しくだ祭主催する人いなさそう」と思ったことだと思う。
多分今だったら「なくても別に良くない?」って思うんだけど、当時は音MAD周辺において定番素材(修造とかレスリングみたいな)の存在感が根強く残っていたこともあって、チャー研に限らず色んなジャンルで「投稿祭で合作が上がらないなんてありえない!」みたいな雰囲気があったように感じる。
今はそういう素材ごとの界隈みたいな仕切りが薄くなって、「音MAD」タグに全てが集約されているような印象がある。
参加者は半分ぐらいが前作『暴奏』組からの引継ぎで、最初期の段階での参加者は殆どがこの方々だったはず。
もう半分のメンツはチャー研MADを作ったことのある人を中心に、都度招待をかけた形だったと思う。声をかける基準として「意外性」というのはある程度意識していたと思う。
2016年に復活した上井さん、同じく2016年に現れた期待の超新星バレパドさん辺りは2017年のチャー研合作であることを象徴するメンバーと言えると思う。
自分が主宰として動く合作は参加者の人選には特に力を入れていると思っているのだけど、この合作の時点で既にその片鱗はあったなと思う。
前述のバレパドさんをいち早く合作に招待したことだったり、ケフィアさんにロゴ担当をお願いしていたり。
そして特筆するべき存在としてはレア社の人ことSolpherinoさん。歴代のチャー研合作に参加していなかったのは恐らく連絡手段が無くて声を掛けられなかったことが理由だと思うのだけど、参加者の縁を辿った結果、奇跡的に声をかけることが出来た。もっと言うと、招待した段階でSolpherinoさんが好きな作品(スプラ)の曲が残っていたのも運が良かったと思う。
Solpherinoさんの参加は合作告知時点で一番話題になっていたような記憶がある。
上で書いたような考えは告知動画にも表れているなぁと、今改めて見て思った。
参加者紹介前半は「いつものメンツ」で、後半が「新規参戦ファイター」みたいな感じで分かれているように思う。
初めての合作主催ということもあって、色々と勝手も分からなかったのでちょうど合作投稿の一年前から動き始めた。
2016年の半ばごろからニコニコでも流行り始めたアンテ曲が一曲も採用されなかったのもその辺りの事情に由来する。
本当に何にも考えていなくて、選曲基準も「ゲーム曲は5曲、アニメ曲は3曲…」みたいな各ジャンルごとの曲数の内訳は提示したけど、曲目は参加者が持ち寄ったものを多数決制のアンケートで決めた。
よく言えばみんなで作り上げた合作とも言えるけど、悪くいえば主宰に何の意志もない合作とも言える。今だったら多分「新しい曲多め」とか「チャー研MADらしい選曲」みたいな一定の基準は示すと思う。
ただ、どちらかと言えば前者のメリットの方に上手いこと傾いてくれたように思う。各々が好きな元作品のパートを担当し、チャー研MADらしい元作品との掛け合わせみたいなものが多く入った合作になったと思う。
自分自身としてもポケモンBWやDDRのような、良く知った作品の曲でパートを作れたのは嬉しかった。
上で触れた告知動画に関しても、ミニメドレーを作ろうと提案したのは自分ではなく参加者の一人だった。そしてミニメドレーの音源、それに載せるMAD音声もそれぞれ話をしてからすぐに上がってきた。
本当にこの合作は自分の手腕とかアイデアみたいなものは一切無くて、参加者の皆さんが凄かっただけなのだ。一部参加者の辞退や諸々の不幸はあったものの、無事に予定通りに投稿出来たこと自体、参加者の方々の尽力あってこそでしかない。
誇張とか綺麗事ではなくて本気でそう思う。その証拠に、自分は某参加者の半失踪のような状態にすら気付くことができていなかった。ディレクションとかも一切してない。
そして出来上がった合作を今改めて観ると、多分合作を通して観るというよりは、特に好きなパートがいくつかあって、そこを見たくなった時に動画を開くようなタイプの動画なんじゃないかなぁと感じる。
例えば自分は最近カービィシリーズにハマっているので、64ボス戦目当てに久しぶりに再生したりした。
この合作に関してはそんな感じだろうか。
この記事の続編があるとしたら、次は『十年充電祭』について書こうと思う。






































