『カチューチャ』の話

あとでいつもの振り返り記事も書くと思うのだけど、

個人的にだいぶ思い入れが強い動画になったので、個別でも記事を書くことにします。

 

組み合わせはチャージマン研!×カチューシャ(ロシアの歌曲)です。

なっちゃんMADで有名な曲ですが、それをリスペクトしたZ会MADも名作で、自分はどちらかというとそちらに影響を受けてます。

 

時期が時期なので察しが付くとは思うんですが、かの国周辺の国際情勢をテーマにした社会派チャー研MADを目指して作りました。

個人的にチャー研MADは他の大手ジャンルに比べて危ないネタ(D社、国ネタ等)との親和性が高いと思っていて、今こういうことになっているのならそれはチャー研MADの出番だと思い制作に入りました。

昔リク生で危険ネタの動画が流れる度に「問題作」とかコメントされてたのが凄く楽しくて、もう一度あの景色が見たいという気持ちが根底にありました。なのでこの動画がリク生で流れる機会があったら是非そういうコメントをしてあげてください。

 

同じく社会派チャー研MADの『kakuei spirits』にかなり影響を受けています。

チャー研素材を使って史実ネタを再現するのは当時かなり斬新でした。

 

それとは別に参考にしたのがお許しくだ祭2011の『君が代』パート、2015暴奏の『コンギョ』パートです。

これらは動画の内容を参考にしたというよりは「チャー研MADで政治ネタをやる上でこれぐらいまでは許容される」みたいなボーダーとして参考にした感じです。流石に先駆者がいない状態でやる勇気は無かった。

というかこれ上で言っておくべきだったかもなんですけど、コンギョMADの先駆者になってるようなジャンルが社会派MAD似合わない訳ないんですよ。

 

余談ですが、お許しくだ祭2015は参加者としてかなり思い入れの強い合作企画で、特に自分が直接関わった暴奏側の参加者の方々には今でも仲間意識みたいなものを持ってます。

今回の動画はコンギョパート担当のからあげ太郎さんにも無事に届いたらしく、何となく恩返しみたいなものが出来たと思っています。同士からあげ太郎。

 

「なんで例のアレタグで投稿したの?」みたいなコメントも来てたんですけど、これは単に動画の方向性によるものです。政治カテにしてはネタ的すぎると思うし、かといってアニメタグにしては思想が強すぎる。

チャー研MADをアニメカテゴリで投稿しようっていう流れはとても良いですが、常にそれに従う必要も無いと思っています。

少なくともキチマスMADをゲームジャンルで投稿して指摘されているところは見たことがない。

 

投稿後の反響は有り難いことにかなり良くて、投稿から4日の時点で約7万再生を頂いています。

2020年以降の個人作チャー研MADの最高再生数が2021年3月投稿の『テレキャスタービーエ゛エーイ』の6万再生なことを考えるとこれは驚異的な数字だと思います。

ランキング順位で見るとカテゴリ合算ランキングで最高5位、その他ジャンルランキングで最高1位となっています。

 

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なんと「チャージマン研!」タグの中でいいね数最多です。

2020年8月頃から出来た新しい指標なので歴史の長いチャー研タグではあんまり重視されないかもしれないですが、何にしても6600件以上の動画の中で1位になれるポイントがあるのは流石に嬉しいです。

 

特筆事項として、他の動画に比べていいね率が圧倒的に高いです。

これはニコニコ動画ユーザーがいいね機能に順応してきたという理由ももちろんあるとは思うのですが、個人的にはいいねコメントで面白いことが言えて、かつそれをコメントで宣伝してくれる人がいたのが大きいと思っています。

既存のマイリスト数を使った評価と違っていいねはその部分にもネタを仕込めるのが良いと思ってます。ニコニコ動画は動画ページ全体が一つの作品みたいなところあるので、動画以外の部分にも力を入れるべきなのだと思います。

 

自分にとってチャー研MADは他のジャンルよりも少し思い入れがあるので、今回ヒット作と呼べそうな動画を投稿できてかなり満足があります。

しかも以前の最高再生数だった『がいきちぐらし!』とは違ってニコニコ動画内での流行に頼らない形だったのも嬉しいです。

 

これを機に今後は少しずつチャー研MADの投稿を増やしていけたらなぁ…という気持ちです。