なんとなく個人的に思うことがあったのでメモがてら。
途中で国際的なアレコレを拙い知識で語るパートがあるんですが、そこのアレコレは例え話ぐらいの間隔なのでご容赦ください。
自分の中で大事な考え方として「当事者意識」という概念があります。
抽象的な言葉だから分かりづらいけど、個人的には「自分が損をしない為に有用な意識」だと考えてます。
近い言葉として捉えてるのが「自罰意識」。対義語は「他罰意識」。
多分人とは違う解釈をしているのだとは思う。
これを大事に考えるようになったきっかけは別々の二人から「お前にはこの能力が欠けている」と言われたことがあるから。
二人が別々の表現(上に上げた二つ)でこれを指摘してくれたのは実は幸運だったんじゃないかと今では思ってる。
正直、片方だけ言われてたら全く意味が分からなかった。
もっと言うと自分はその能力が欠けていたせいで失敗をしたことがある。
「自分が損をしない為に必要」と考えているのはそれが大きい。
だいぶ昔に「自己防衛おじさん」という男性がTwitter等で流行ったことがある。
ネタとして消化されてしまったけど、自分はこの人が結構好きだったりする。
日本以外の国も年金事情は対して変わらないという話を聞いたことがあるので、海外移住が正しい選択なのかはよく分からない。
一番大事なのはやっぱり「自己防衛」の部分だと思う。
ニュースで話題に出ている年金問題で言えば、起きていることは由々しきことだし、恐らく国の政策が上手くいっていない影響があるのもある程度事実なのだとは思う。
ただそこで一個人が考えるべきは「どうしたら自分は生き残れるか」の部分だと思う。
少なくともこの問題は突然起きることではなく、まだ年金を貰っていない我々の世代にとっては「予測出来る話」なので、それが起きるという前提のもとで動ける訳です。
なんで年金が必要なの?って考えると、老後に少しでも快適な生活をする為だと思うので、それが叶うのならば年金じゃなくて貯金でも良くね?ってことです。
国に訴えかけることで年金問題が解決するならともかく、多分国を変えるよりは自分で対策する方が圧倒的に確実性が高いと思うので、自分はそういう指針で動いていきたいです。
損をしない方を取ろう。
もう一つ例を上げると、去年話題になった某声優さんの問題も個人的にはこの領域だと思ってます。
そもそも件の話がちゃんとした公の場での話ではないので、とりあえずモデルケースという体で分かりやすい画像を。
話題になった騒動を知らない人は自力で調べてほしいんですが、要はアイドル声優が浮気していたことを浮気相手の妻にリークされて引退に追い込まれたという話です。
個人的に一番注目してるのが【謝罪要求をLINEするが即ブロックされる】の部分です。
恐らく声優さんからしても浮気が問題なのは認識していて、少なくとも彼女さんの行動にも一定の妥当性があるとは考えていたと思うんです。
では何でブロックしてしまったのかというと、個人的には「理屈的に考えてリークされるとは思っていなかった」みたいな理由なんだと思ってます。
何でかというと「リークをするという行為によって自身の社会性も脅かされるから」です。
でも現実問題としてリークは出来てしまった訳です。この女性が今どうなっているのかとかは別として。
凄くスケールの大きい話になるけど、多分ロシアのウクライナ侵攻なんかも世界的には「まさかやるとは思っていなかった」タイプの話なんじゃないかと思います。
やるとは思っていなかった理由はその行為を行えば経済制裁等の形でロシア側も大打撃を受けるのは明らかで、デメリットが大きいから。及びそれが抑止力となると考えられていたから。
誰が悪いとかそういうのは置いといて、大事なのは「理屈としては不正解でも、事実として可能ではある」ってことがハッキリしたことだと思います。散々話題になった「無敵の人」って言葉は覚えておく価値あると思います。
余談だけど日本国民からしたら北朝鮮とかも結構いい例だと思います。
つい話が大きくなりすぎてしまったけど、要は「当事者意識を持った方が得」ってことが言いたい。
それによって避けられる困難というのは決して少なくないと思う。
というわけで、どうすればいいのかをちょっとだけ考えてみました。
・反面教師を持つ
人間、自分のことよりも他人のことの方がよく認識出来たりします。
最近読んだ裏世界ピクニック5巻の中で「目はそのまま、物事を映す鏡だから」っていう台詞があったんだけど、これ本当にそうだなぁって思います。
まさに「人の振り見て我が振り直せ」。
人の良くないところを見たら自分の行動も振り返ってみましょう。
・人に自分の考えを話してみる
正直上と方向が違うだけで一緒のことだと思います。
ただ一つ違う点として、人に話すという過程を経ることで自分の中から外に出るというのは大きい気がします。
・人を信用しすぎない
少し極端ですけど、自分以外の人に絶対の信頼を持つのは良くないと思います。
例えば誰かに「これやっといて!」といって何らかの依頼をしたとして、その相手がその依頼を完遂出来ない理由としては「単純に技術的に不可能だった」「やる気が起きなかった」「自分を困らせたかった」等、対策の難しい色んな問題があると思います。
極論自然現象と対して変わらない気がする。
明日大地震が起きるとか分からないのと同じで、他人がどういう行動取るかなんて分かったもんじゃないと思う。
・リスクヘッジを考える
上と近いかも。
例えば「会社が突然倒産した!」みたいな事態になったとして、貯金があれば何とかなると思う。
日頃から出来るだけ色んなことに対応できるように準備をしていくことが大事。
なんで突然こんな記事を書いたかというと、まさに最近当事者意識が薄いと思うような方を見て、自分自身も気持ちを引き締めるべきだと思ったからです。
もっと言うとその人も自分のことをそういう風に見てたら面白いな。
そうやって高め合える関係になれたら素晴らしいと思います。
お互いがお互いの心にダメージを与えあって強くなっていく… まるで筋トレですね!