「No tilte(sm42672453)」の話

先に出した記事のような状況になっており、今わりかしなんもやる気が起きない。

でも文字なら書けそう!

せっかくなので久しぶりに編集後記を書こうと思いました。

 

また蓮ノ空MADです。これで9本目らしい。

キャラクターはDOLLCHESTRAの村野さやかちゃん、曲はReolの「No title」です。

 

No titleは今まで「なんか音MADでよく使われてる曲」ぐらいの印象しかなかったんですが、ブルアカ投稿祭で動画が2つも上がっていて、いざ原曲を聴いてみたらドハマリしてしまいました。

多分この季節に聴いたから良かったっていうのはあると思うんですよね。なんというか8月15日以降ぐらいの夏の折り返しに聴く曲としてのポテンシャルが高すぎる。あとイメージだけどブルアカの透き通るような世界観と印象が近い気がする。

良いタイミングで動画を上げてくれたお二人に感謝。

 

No title - ニコニコ動画

No title - ニコニコ動画

ユウカの方、歌詞改変のノリがZ会MAD畑で育った人間のそれすぎる。メタ感というか。

 

さて自分の動画の話です。

No titleを聴いてるうちに何となく雰囲気が村野さやかっぽいなぁと思って勢いで制作に入りました。透明感とか。

村野さやかが出てくる以上は夕霧綴理も大きく絡むことになるだろうと思っていたので第181回音MAD晒しイベントの「カップリング」っていうテーマに合わせられるかなぁと思っていたのですが、間に合いませんでした。

 

かなり分かりやすいと思うんですが、この動画に非常に影響を受けています。

風野灯織さん、今年の村野さやかと同い年らしい。大人っぽいなぁ。

 

音声編

正直言うと自分はあんまりno titleの歌詞の意味は深く考えていなくて「なんか変化して今までの自分とは全く違う感覚になったらしいぞ」ぐらいに捉えています。

村野さやかにとって今までの「自分が死んだ」と感じる程度のデカい変化って流石に夕霧綴理との出会い及びスクールアイドルクラブへの加入だよなぁ、と思ったのでそれに合わせてカードボイスだったりストーリーボイスを配置していきました。

技術的な部分に関してはあんまり意識した部分はないです。韻踏みとか並列的に並んだ感じになっている部分が結構あるんですが、リンクラのボイスが元々そんな感じで聞き心地の良い台詞になっていることが多いという理由が大きいです。

 

でサビ。地味にZ会バカヤロイドみたいな暴歌ロイド系統ではない人力は初めて世に出しました。今年は1つずつ自分がやったことのないことをやっていきたいということを考えているので、結果的にですがその一環になったんじゃないかと思ってます。

かなり勢いで作ったのでスプシで音素表みたいなものを作ったりした訳でもない。

最低限「歌詞の出だしと歌い終わりは同じ役割の音を用意する」ことと「口の動きを意識して音素同士を繋げていく」ということは頭には入れておきました。特に前者は簡単に出来ることだったので徹底しました。

村野さやかがソロでカバーしている『そばかす』が比較的近い音域だったのであまり音程を変えなくて済んだのはラッキーだったように思います。

初めてでそこまで力も入れていないにしてはまぁ上出来かなーってぐらいの出来になったと思ってます。

 

本当なら灯織の動画をリスペクトしてサビのハモリ部分は綴理先輩に歌ってほしかったんですが、綴理先輩の歌い方の感じが曲に合わなかったので断念。

歌詞の「僕」が「ボク」になっているのはその名残とも言えます。

 

映像

No titleの音MADはシネスコ部分に大きめのサイズでテロップを表示するテンプレートがあるのですが、個人的には台詞を分かりやすく可視化することはなんとなく押し付けくさくてあんまり賛同したくないなぁ… という気持ちがありました。

配置された台詞自体を生データとするならばテロップは作者が「こういう気持ちで読んでほしい」みたいな意図を感じちゃってなんかいやらしい。

ただ映像のカット数が少なめなこともあったので「音に合わせて変化を起こすオブジェクトがある」程度の目立ち方にしてテロップ自体は配置しました。それでもやっぱり意図はあんまり込めないで鳴ってる音に合わせた文字を配置するだけって感じです。

 

サビの映像については最初から「綴理先輩と一緒に映るもの」かつ「日常的であるもの」が必須条件として考えていました。具体的に言うとライブ衣装の描かれたイラストは日常とは違う感じがあったので対象外。

個人的に一番近いと思った「【ドルフィン〰ビーチ】村野さやか」の排出時演出ムービーを映像に組み込みました。

かなり最近めに出たカードであるということもあり、No titleに感じる夏の終わり感も結構あると思う。

 

元のカードだと覚醒前も覚醒後も日差しが強めで「夏のピーク!」っていう雰囲気が強めなのですが、今回の動画だと少し再度や輝度を調整して少し寂寥感を出すことを意識しました。夏のピークであるということはここから先は下がっていく一方とも言えるので間違いではないと思ってます。

またこれはゲームの特性の話なのですが、カード画像が横長なのに対し、排出時や特訓時に再生される演出はスマホサイズの縦長の画面です。

なので今回は演出をカードの画像と出来るだけ違和感なく合成する為にパペットツールやら何やらで微調整を加えています。

 

その他

これは意識したことではなかったのですが、出来上がってから改めて見ると一つ前に上げた『きゅうつづりん(DOLLCHESTRA Remix)』のアンサーっぽい感じあるなぁってちょっと思いました。

僕多分根本的にDOLLCHESTRAの関係性が好きなんでしょうね。かなり自分の中でしっくりした感覚がある。

 

多分また編集後記的なの書きます。それでは。