この記事は『音MAD Advent Calendar 2022』の参加記事です。
その1の続きです!先にその1を見ることをオススメします!
今回の記事では新たに7名の方からお話を伺うことが出来ました!
とととと
やっていた活動
イラスト
その活動の説明
絵を描いてPixivやTwitter、ニコニコ静画などに投稿していました。デジタル絵やドット絵を主に描いており、200を超えたニコニコ関連のドット絵は今でもたまに音MADで見かけたりします。
当時作ったものが残っていたら見せてください
その活動が音MADに活きた部分があるか
今も絵は続けているので、手描き素材を動画にそれなりに使っています。
主催コメント
トップバッターはゲーム素材音MADに定評のあるととととさん!
昔からゲームに関する二次創作活動をやっていたということで、ゲームへの愛を感じるところです。
イラストやドット絵はととととさん自身の音MADやクッキー☆合作メドレー単品でも見ることが出来ますが、回答を見ると多分過去に描いた画像が他の人の動画で使われるみたいなパターンもあるように見えます。そういう関わり方もあるんだなぁ。
人コナーズ
やっていた活動
DTM、短編小説
その活動の説明
・DTM:高校の頃から始めた。最初は打ち込みも音源もフリーソフトを使用。音MAD作者になってからもしばらく続けていた。
・短編小説:高校の頃に仲間内で公開。小説と呼んでいいかわからないレベル。
当時作ったものが残っていたら見せてください
その活動が音MADに活きた部分があるか
主催コメント
チャー研合作MAD等で強い存在感を放つひ、人コナーズさん…
奇天烈なネタを畳み掛けてくる作風の中に確かな音感を感じていたのですが、その才能はDTMの経験から来ていたのですね…!
個人的に『エ"ェーイプリルフール合作(sm34923608)』とか見ると短編小説みたいなお話を作る才能もあるように感じてしまいます。
owatax
やっていた活動
下記
その活動の説明
◆個人HP(2001〜2007くらい)
ホームページビルダー(死語)とかで個人サイトを作り、FLASH MAKERやParafla!で作った簡単なFLASHムービーとかを公開してました。
niftyの@homepage、Yahooのジオシティーズサービス終了とともに爆散。
◆UTAU/本気で歌うゆっくりシリーズ(2010年頃)
実況者のファンコミュニティでUTAU音源が作られ、既存曲を歌わせるムーブメントが起きたのでそれに便乗する形で。
そのまま流れでゆっくりにも歌わせてました。
https://nico.ms/sm10013769
その活動が音MADに活きた部分があるか
◆個人HP
特になし。
強いて言うならParaflaはニコ割(死語)で使えるな〜とか思ってたんですが結局やらなかったです。期間が空きすぎて使い方を全部忘れてたので……
◆DTM, UTAU
言わずもがな音声編集の足がかりになってます。
主催コメント
数日後にnerdtronics2に出演するowataxさん。お忙しい中でご回答頂けて感謝です…!
古のオタクスピリッツを感じるワードがたくさん出てきますね…
全部面白そうなトピックですが個人的には本気で歌うゆっくりシリーズが興味深いです。あれって界隈外音MADの一種だと個人的には思ってるんですが、そこが音MAD界隈への動線になったのでしょうか。
音MADだとあんまり人力をやる人って印象も無いので少し意外ではあります。
微生物
やっていた活動
その活動の説明
パラパラ漫画の要領で絵を描き、インターネットを通じてオンラインで作品を公開する。
その活動が音MADに活きた部分があるか
6年間のうごメモ活動で『デジタルお絵描き』というものが身についたことが、現在のネット上でのイラスト活動に繋がっていると考えています。
その結果、自身でイラストを描き、それを音MAD動画に用いることができているので、うごメモでの活動が音MAD活動に活きていると思っています。
主催コメント
例のアレ系音MADで強い支持を集める微生物さんです!巧みな歌詞改変が大好きです。
ついに来ましたね、うごメモ勢!その1で話題に出たバンブラもそうですが、ゲーム機を使って子供時代からデジタルの創作活動に触れることが出来ているのは本当に良いことだと思います。
近年の微生物さんはイラストの方面でも高い人気がありますが、そういう昔からの積み重ねが活きているんだろうなと。
2÷す
やっていた活動
その活動の説明
PS1ソフト『RPGツクール3』で作成したゲームをコンテストに応募していた
その活動が音MADに活きた部分があるか
当時ゲーム内BGMもいくつか自作しており、作曲を始めたのもここなので、そういう意味では今たまに投稿する自作曲MADとの繋がりを感じなくもない、という感じです
主催コメント
あたまのいい人、2÷すさんです。
自作曲MADの印象が強い方なのでDTM系統の活動をしていたのかと思ったら、かなり意外な答えが返ってきました!
しかし回答の中にもある通りですが、ゲームというのはBGMやグラフィック素材も自作する必要がある総合芸術で、言ってしまえば音MADとも近いところがあると思います。
そう考えてみれば、馴染みやすいネタの発想や自作曲、イラスト等幅広い分野に強みを持つ2÷すさんはそこで鍛えられたのかもしれませんね。
滑川
やっていた活動
漫画/手描きMAD
その活動が音MADに活きた部分があるか
活きた部分とは少し違う気がしますが、歌詞変や構成を考える時は漫画のネタを考える時と似た感覚でやっているかもしれないです。
動画編集のいろはは手描きMADで習得しました。
主催コメント
近年Z会MADで強い存在感を放つ滑川さんです!
投稿作品の中でもよく手描き要素を見かけるのでかなり納得感があります。
滑川さんの動画は色調補正やコラの作りが丁寧な印象があるのですが、自分で背景やキャラの画像を手描きする土壌で育った故の着眼点なのかもしれない。
ネタの感じも言われてみると手描きMAD界隈から影響受けてそうだなぁって感じありますね。『勉強シロイドたちがただ叫ぶだけ』(sm29654265)とか題材がかなり手描きMADっぽい。
大内乙打
やっていた活動
歌ってみた、ツクールゲー作者(未遂)
その活動の説明
中学2年の当時、憧れはやはり全盛期の歌ってみたでして、機材も録音も何も知らない分からないがとにかくやってみたいと思い、親父がライブで使うマイクを親父のPCに直挿ししてaudacityで録音していました。
その頃から音MADに傾倒してたので音MADを歌ったりもしてた記憶があります。
因みに自分の初めての動画投稿は最終鬼畜を1.2倍速して変な自作クソコラ画像みたいなのを載せた動画でした。
後、ニコニコRPGとかカオスなツクールゲーにハマってたのでツクールゲー作者になりたいと思ってましたが、RPGツクール製品版購入には至らず未遂で終わりました。
その活動が音MADに活きた部分があるか
少なからず音MADの音声・動画作りの第一歩にはなったと思います。
後、28になった現在本職で録音とかをしてるので、昔からそういうのに興味があったのかもしれないと思いました。
主催コメント
生放送系音MAD作者の重鎮、大内乙打さんです。今回のラスト!
今音MADに使われるソフトってREAPERにしてもAviUtlにしても「最初から超音MAD作る気!!!!」みたいな感じじゃないと中々楽しみ方も使い方も分からないようなソフトが多いと思ってるんですが、大昔はaudacityやWMM等直感でエフェクト弄るだけでもそれなりの遊び道具にはなるものが結構あった印象。色々やってるうちに気づいたら音MADを作っていたみたいなパターンも少なくないんじゃないかと思います。
回答を見る感じなんとなく音響に強い家であることを感じさせるので、音MADに入りやすい環境があったようにも見えますね。
※現在とある野望が動いているみたいです。
人魚のキャラクターのコスプレ産卵AVを撮影したい|大内乙打|note
おわりに
今回も7人の方のインタビューを掲載しました。ここまでで合計14人!
ラストとなる次回の記事では1人増えて8人の方からお話を頂きました!
ぜひ最後までお楽しみください!
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